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乳がんにおける「かかりつけ医」の役割とは?

広島大学病院 乳腺外科 診療准教授角舎 学行

(かどや・たかゆき)[経歴]1992 年広島大学医学部卒。米国マウントサイナイ医科大学留学(博士研究員)、中国労災病院、県立広島病院などを経て、2011 年広島大学病院乳腺外科講師。2013 年より現職。医学博士。日本乳癌学会、日本乳癌検診学会、日本オンコプラスティックサージャリー学会各評議員。NPO 法人ひろしまピンクリボンプロジェクト理事長。
[資格]日本乳癌学会認定乳腺専門医・指導医(日本乳癌学会 http://jbcs.gr.jp/)、日本外科学会認定外科専門医

乳がんは、マンモグラフィ検診での異常やしこりなどの症状に気づいてクリニックを受診し、診断されるケースが最も多いと思います。この流れについては、「広島乳がん医療ネットワーク」(https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/gan-net/iryou-network-nyu.html)(図1)により、検診、精密検査、手術などの流れがスムーズにいくように整備されています。
乳がんと診断されると、手術、化学療法、放射線治療などをがん拠点病院で行いますが、その後は再び、がん拠点病院とクリニックで連携を取りながらフォローアップしていただくことになります。多くの場合、乳がんを診断してくれたクリニックが患者さんの「かかりつけ医」になりますが、良い乳がんかかりつけ医の条件として、
(1)乳がんを正しく診断してくれること
(2)きちんとフォローアップしてくれること
(3)悩みに対して親身に相談にのってくれること、などが挙げられます。
ここでは、良い乳がんかかりつけ医について詳しくご説明します。

※詳しい本文の内容は書籍をご参照ください。