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広島マーククリニック

日帰り手術と先進的治療で、乳がん治療の発展に努める

乳がんによる死亡率が世界的に減少傾向にある中で、日本は未だ右肩上がり。乳がん治療の進んでいる欧米は検診率も高く、手術も縮小化傾向にある。欧米のデータでは乳房温存術の方が乳房切除よりも生存率が高く、日帰り乳がん手術が多い。金院長の目標は、日本の乳がんの死亡率を欧米のように減少傾向に転じ、「乳がん再発ゼロ」をめざすこと。そのために、専門クリニックとしての機能の強化と研究に努めている。クリニックの臨床、研究成果は国際学会、英語論文等で発信されている。

クリニック・医院情報

住所 広島市中区大手町2-1-4 広島本通マークビル3F(1Fカメラのサエダ)
TEL 082-242-6001
ホームページ http://hbc-center.com/index.html
駐車場

なし (近隣の駐車場をご利用ください)

診療時間

 
8:30~12:00 休診 △10:00~14:00
13:30~17:30 休診 休診

*予約制 *祝日は休診 *受付終了は30 分前となります
*月・水曜午前中は原則、手術日。手術がない日は診療となります
*毎月第2 日曜(診療時間10:00 ~ 14:00)は検診を行います

診療案内

●乳がん検診
●乳がんの日帰り手術
●抗がん剤治療
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アクセス

詳細情報

以下のページから、さらにくわしい診療内容などがわかります!

広島マーククリニック | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
日帰り手術と先進的治療で、乳がん治療の発展に努める
広島マーククリニック
金 隆史 院長

クリニックの強み

広島県初。体への負担が少ない、乳がんの日帰り乳房温存手術が可能
放射線以外の乳がん標準的治療がクリニックレベルで受けられる
免疫低下を抑え、適切な全身治療で「乳がん再発ゼロ」をめざす

乳がんによる死亡率が世界的に減少傾向にある中で、日本は未だ右肩上がり。
乳がん治療の進んでいる欧米は検診率も高く、手術も縮小化傾向にある。
欧米のデータでは乳房温存術の方が乳房切除よりも生存率が高く、日帰り乳がん手術が多い。
金院長の目標は、日本の乳がんの死亡率を欧米のように減少傾向に転じ、「乳がん再発ゼロ」をめざすこと。
そのために、専門クリニックとしての機能の強化と研究に努めている。
クリニックの臨床、研究成果は国際学会、英語論文等で発信されている。

専門は乳がんの外科治療、薬物治療。
乳がん手術は、かつては乳房全摘と脇の下のリンパ節を切除する腋窩リンパ節郭清が主流だったが、現在は、乳房温存手術とセンチネルリンパ節生検が世界では標準治療となっている。
同院は「がんの手術は入院して行うもの」という多くの人の思い込みを払拭し、日帰りでの乳がん手術を行っている、広島県初の乳腺専門クリニックである。
広島県以外の山口県、島根県など他県からの受診も多い。

開業前は、広島大学原爆放射線医科学研究所(原医研)腫瘍外科で消化器がん、乳がんを中心とした臨床、研究、教育に携わっていた院長。
「治癒させる。再発させない。患者の意思を最大限尊重する」という院長の固い信念は、乳がんと診断され、大きな不安を抱える患者にとっては非常に心強い。
めざすのは、「乳がん再発ゼロ」。日本の乳がん死亡率を、1日も早く欧米のように低下傾向へ転じる必要があると考え、クリニック設立時の次のビジョン、ミッションを果たしていくよう努める。
(1)最新の乳がんの診断・治療法を駆使し、広島県および日本の乳がん治療成績の向上と死亡率の低下に貢献する。
(2)乳腺専門医((一社)日本乳癌学会)および専門スタッフによる乳がんの生物学、科学的根拠に基づいた診断・治療を行う。
(3)乳がん治療ネットワークの一翼を担う。
(4)乳がんの治療発展の新たな1ページを開く。

乳がんの多くは浸潤がん =「全身病」であり、その転移は解剖学的に近くの腋窩リンパ節から拡大進展していくのではなく、原発巣からすでに血流を介して遠隔に微小転移が生じていることを前提として考える。
乳房からがんが始まり、領域のリンパ節、あるいは血管の中に入って広がり、全身のどこかに潜むのが乳がんだと考えられる。
乳がん手術は、かつては拡大手術を行った方がより生存が延びるのではないかと考えられ、拡大乳房切除手術が行われた時期もあったが、少なくとも、リンパ節を多く切除することが生存にはつながらないということがすでに分かっている。
乳がんが再発を起こさないためには、乳房の切除よりも、後の抗がん剤やホルモン治療などの全身治療をきっちり行うことが大切である。
つまり、乳がんの治癒には局所療法として最小限の手術を行い、放射線療法、全身治療として、がんの特性(サブタイプ)に応じた抗がん剤治療、内分泌治療が重要である。
局所治療の手術は必要最小限度で、しかも、体に負担が少ない形で行う方がよいはずである。
そのため原則として乳房を温存し、日帰り手術も可能になる。
日帰り手術なら、患者の体への負担が少ない上に、日常生活や経済面の負担も少なくなる。
「日帰り手術が普及すれば、高騰し続ける医療費削減の一端に寄与でき、生存率向上にもつながる可能性があります」と院長。

転移は、がんと患者の免疫との力関係で進むと考えられ、患者の免疫が極めて重要になる。
手術では麻酔と自発呼吸の有無が生体防御免疫機能に関係する可能性があり、自発呼吸を残さない麻薬などによる全身麻酔を避ける。
局所麻酔+静脈麻酔(低用量プロポフォール+ミダゾラム)を用いて自発呼吸を残した状態で手術を行い、全身麻酔による免疫低下を極力抑える。
ただし、乳房全摘が必要な場合は通常の全身麻酔が必要となるため、連携病院へ紹介する。
また、腫瘍径が大きい場合(3cm以上)や抗がん剤感受性の高いサブタイプ(HER2陽性、トリプルネガティブ)の場合、腋窩リンパ節転移陽性の場合には、術前に抗がん剤治療を行ってから手術を行う。
術後は乳がんの再発だけでなく、ほかのがんの罹患にも注意が必要である。
同院の治療成績(2008年5月~2020年1月)は、原発性乳がん456例に対して乳房温存術後の再発は26例で5.7%。
うち死亡は13例で、乳がん関連死7例、乳がん以外の他病死が6例。
通常の乳がん再発はサブタイプにより異なるが、およそ全体で15~20%にみられる。 国内の再発率を類推すると、2018年国立がん研究センターがん登録・統計では乳がん罹患者数8万6500人に対して死亡者数1万4800人(17.1%)となっている。
同程度の再発率がドイツからも報告されている* 。
同院の5.7%はその1/3~1/4の低い再発率であり、手術時の局所麻酔+静脈麻酔と自発呼吸の維持が生体防御免疫保持に働いている可能性がある。

* Holleczek B, Stegmaier C, Radosa JC, Solomayer EF, Brenner H. Risk of Loco-Regional Recurrence and Distant Metastases of Patients With Invasive Breast Cancer Up to Ten Years After Diagnosis - Results From a Registry-Based Study From Germany. BMC Cancer 2019;19:520.

手術時間は1~1時間半。その後3~4時間休んだ後、歩いて帰宅することができ、術後の痛みも内服薬で十分コントロール可能だ。
乳房温存術の場合、自発呼吸を維持したまま行うので回復が早く、術後出血による急変はまず起きない。
日帰り手術の妥当性、安全性はすでに欧米で実証済みだ。
患者さんの安心のため、抗がん剤治療の場合も同じだが、24時間体制で、何かあればいつでも、必ず院長の携帯電話に連絡がつくようにしている。
これまでに、手術直後に緊急手術や入院を要したケースは1件もない。
しかし、もしその必要があれば、すぐに近隣の基幹病院の救急外来と連絡を取り対応する。
日帰り手術は、これら基幹病院との連携のもと、安心して受けることができるよう体制を整えている。

術前検査で併存疾患に関する精査が必要であれば、専門クリニックへ紹介する。
入院手術を希望する患者には、本人の希望する施設へ紹介し、基本的に術後の治療、フォローアップは紹介施設との病診連携で行っている。
放射線治療は、患者が通いやすい治療施設のある機関を紹介する。
マンモグラフィ読影のダブルチェックは健康倶楽部健診クリニック、画像検査(PET-CT、MRI)は広島平和クリニックとの連携で行う。
このように多数の医療機関との連携のもとに、安心の医療が成り立っている。
同院の日帰り手術方式は、他県施設からの見学も多い。

金 隆史 院長

きん・りゅうじ

経 歴

1984年福岡大学医学部卒
広島大学原爆放射線医科学研究所腫瘍外科、広島市立安佐市民病院、四国がんセンターを経て
1991~1994年米国St Jude Children's Research Hospital(分子薬理学部門、抗がん剤研究)
1995年広島大学助手
2002年同助教授
2003年米国MD Anderson Cancer Center(乳腺腫瘍科)
2007年広島市民病院を経て
2008年広島マーククリニック開院
専門分野は乳腺外科、がん化学療法

趣味

読書、旅行

モットー

力必達
万物流転

院長の横顔

高校3年のとき、幼友達が骨肉腫で数年の闘病生活の末、18才という若さでこの世を去った。
このとき、がんで亡くなる患者を一人でも救いたいとの思いで医師を志す決意をした。
がん外科医を志し、縁あって当時がん治療で高名だった広島大学原医研外科(現腫瘍外科)に入局。
消化器がん、乳がんを中心に外科治療、薬物治療を含めた集学的治療を学んだ。
最終的には、がんの生物学的研究が最も進んでいた乳がんを選び、臨床、研究に携わることに。
息子である金敬徳医師も乳腺外科医の道を歩む。

院長からの
メッセージ

乳がんは全身病で、手術は治療の一端、始まりにすぎません。
乳房はできるだけ温存し、再発を防ぐため、術後のがんのサブタイプに応じた全身治療(抗がん剤治療、内分泌治療)が非常に重要。
温存した場合、術後放射線治療も必須です。
乳がん治癒のため納得いくまでお話をして、最善の治療を選ぶよう努力しています。
疑問があれば遠慮なくご相談ください。
乳がんは自己検診も重要。日常的に自分で触診を行い、「おかしい」と感じたら専門クリニックを受診してください。

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