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大瀬戸リハビリ整形外科 (医療法人 翠幸会)

入院設備を完備、リハビリを含めた総合的医療を提供

膝が専門のベテラン医師2人が、丁寧で適切な診断や治療を提供。入院施設を完備し、通所リハビリ・訪問介護・訪問看護・訪問リハビリを行うなど、総合的な医療に取り組んでおり、高齢者を中心に多くの患者から信頼を得ている。

クリニック・医院情報

住所 広島市南区宇品御幸1-17-1
TEL 082-256-5000
ホームページ http://www.ohseto.or.jp/
駐車場 病院専用コインパークあり(満車の場合は、三井のリパーク専用券の用意あり)

診療時間

 
9:00~12:30 ◯☆ 休診
14:30~19:00 ◯★ ◯★ 休診 休診

*日曜・祝日、土曜午後は休診 ★~ 18:00まで ☆~ 13:00まで
*午前は二人体制、午後は月・火が副院長、水・木が院長、金曜午後・土曜は隔週で交代

診療案内

主な診療内容  
整形外科・
リハビリテーション科
膝・肩・腰・関節疾患、骨粗しょう症、外傷(骨折・捻挫・脱臼・打撲等)
スポーツ障害、交通事故、労災事故、理学療法、運動療法、物理療法
関節リウマチ・痛風の早期診断と治療
主な設備 オープン型MRI、X線骨密度測定装置、
200平米のリハビリテーション室

 

紹介写真1
紹介写真2
紹介写真3
紹介写真4
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アクセス

詳細情報

以下のページから、さらにくわしい診療内容などがわかります!

医療法人 翠幸会 大瀬戸リハビリ整形外科 | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
入院設備を完備、リハビリを含めた総合的医療を提供
大瀬戸リハビリ整形外科
大瀬戸 政司 院長 村上 祐司 副院長

特  色

膝が専門のベテラン医師2人が、丁寧で適切な診断や治療を提供。
入院施設を完備し、通所リハビリ・訪問介護・訪問看護・訪問リハビリを行うなど、総合的な医療に取り組んでおり、高齢者を中心に多くの患者から信頼を得ている。

大瀬戸リハビリ整形外科に現在設置されているMRI(磁気共鳴画像装置)は、開業してから3台目に当たる。1993年の開業当時、広島市内の開業医でMRIを導入しているところはほとんどなかった。当初から患者への負担が少ないオープンタイプ、永久磁石タイプの機器を使っており、その後更新していくたびに画像はより鮮明になっている。
MRIの設置にはスペースの確保と施設内の構造が重要になる。病院のすぐ近くを磁気を多く出す路面電車が走っており、設置の際には磁場の補正にも苦労したという。
「適切な診断があって、初めて適切な治療は生まれます。X線撮影だけでは見つけにくい疾患を、きちんと発見することが私たちの責任です」
と導入のいきさつを大瀬戸院長は振り返る。
MRIは、強力な磁石の力を利用して、X線では分かりにくい骨折や脊髄、四肢関節の筋骨・軟骨・靭帯の損傷や断裂を撮影するためのものだ。
とりわけ膝関節の治療では大きな優位性がある。また靭帯損傷はX線では発見が難しく、それまでは多角的な所見にゆだねられていた。靭帯が緩いのではないかと見立て、X線で映る動きによって、ずれを確認したり判断したりしていた。靭帯そのものを見ることはできず、緩みが出てから初めて診断がついていた。その意味ではMRIはまさに画期的なものだった。
脊椎の検査でもMRIは大いに役立った。以前は、検査のときには造影剤を使っていた。しかし、今では腰痛の原因はMRIで多くが判断可能で、ヘルニア、脊柱管狭窄症などは画像診断が必要不可欠だ。
MRIは、X線に比べると検査時間が長くかかり、大きな音が出てしまうことが特徴だ。しかし同院では、オープン型を使っているため開放的で明るく、狭いところが苦手な人や子ども、高齢者でも安心して検査を受けることができる。現在では月に100件程度のMRI検査を行っている。
また、最新型の骨密度測定装置も設置しており、骨折が発生しやすい腰椎部や大腿骨部の骨密度を直接測ることができる。検査は約10~15分程度で終わり、骨粗しょう症の診断や治療に効果を上げている。

同院は19床の入院施設を持つ。広島市内で開業している整形外科の内、有床診療所の割合は極めて低く、とりわけ新規の開業医院はほとんどが入院用ベッドのない無床診療所である。
「開業当時、リハビリ中心の入院施設はほとんどありませんでした。現在でもそれほど多くはありません」
入院施設にこだわったのは、圧迫骨折をはじめ、体が動きにくくなる患者が多く、入院しないとリハビリそのものが難しいと考えたからだ。また、近くに立地している県立広島病院(以下、県病院)を退院して、すぐ同院に送られてくるケースも多い。「リハビリの必要な人の受け皿になりたい。患者さん第一の考えから診療活動を」と、開業当時の思いをずっと持ち続けている。
もちろん転院患者だけではない。少しでも幅広く多くの患者を診たいとの思いも強く持っている。リハビリに来ている患者の症状が悪化して、自宅での生活が難しくなったときの受け皿の役割も果たしている。
「顔見知りの理学療法士にずっと診てもらえる安心感も大切にしたいです」

院長が整形外科をめざしたのは、骨折や関節の治療に興味を持ったからだという。
「医学部では内科系と外科系のどちらに進むかの選択をするのですが、自分の技術で患者さんを治したいと思い、外科系を選びました」
当初は手の外科に力を入れていたが、30歳ごろに広島大学医学部付属病院に戻ってきたときに現在同大学の越智光夫学長に勧められ、そのもとで膝の手術を手伝ったことがきっかけで膝の道に進むことになった。
その後は関連病院で勤務したが、40歳になる前に同院を開業した。その当時から思い続けていた「患者にずっと寄り添いたい」という気持ちは、ますます強まるばかりだ。
同院の患者は圧倒的に高齢者の割合が高い。変形性膝関節症は50歳以上がほとんどで、腰部脊柱管狭窄症や変形性脊椎症も年々増えている。
「基本的には保存治療を行います。少しでも痛みが減るように全力を尽くしていますが、最終的には手術を選択することもあります」
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの腰痛や下肢痛には、仙骨硬膜外ブロックが効果的である。ベッドに横向きになって尾骨近くの仙骨裂孔から針を刺入し、仙骨から下部腰椎の硬膜外腔に局所麻酔薬やステロイド剤を注入する。
このほか、X線撮影室でうつ伏せになって皮膚に局所麻酔をしてから針を進め、原因となる神経根に直接局所麻酔薬やステロイド剤を注入する神経根ブロックなどの治療にも力を入れている。少しでも痛みを取り除きたいという信念からだ。

院長は長らく医師の複数体制を望んでいたが、2016年春、待望の医師がもう1人加わった。県病院の整形外科などで数多く手術を手がけてきた村上祐司副院長(以下、副院長)である。副院長は膝のスペシャリストだが、もちろんそれ以外の疾患に関しても造詣が深い。院長とは、以前同じ病院で働いたこともある先輩後輩の関係だったが、本当に信頼がおける医師だったため、無理を言って来てもらった。
副院長の就任以来、手術件数も大幅に増えた。それまでは手術の際には大学病院などから医師の応援を依頼していた。今では腰椎麻酔で可能な膝半月板損傷や前十字靭帯損傷の手術を実施。患者の年齢がそれほど高くなく、合併症の恐れが少ないケースを中心に月3、4例行っている。
開業前まで数多くの膝の人工関節を手がけてきたが、今は施設面の理由から人工関節手術が必要な場合は県病院などに患者を紹介している。依頼があれば副院長が手術の応援に行くこともある。
副院長が整形外科を志したのは、自身が経験したけがが理由の一つでもある。大学3年のときの交通事故で頸椎骨折になり大学病院に入院したが、そのときは牽引などの保存療法で治療をした。大学4年のときには、ラグビー部の試合中に負傷した膝前十字靭帯の再建術を受けた。
当時は関節鏡視下手術ではなく、直接患部を切って靭帯を再建するものだった。長期間にわたってギプスを巻き、退院してリハビリに長く通ったあと、徐々に回復した。
「進むべき道を考えたとき、手術をして患者さんが良くなって喜んで帰っていく姿を見ることができて、病棟の雰囲気も明るい整形外科が良いのではないだろうか、と次第に思うようになりました」
このときの患者としての経験や、身近で見た医師の姿が整形外科医をめざす要因になった。
大学卒業後は関連病院で数多くの経験をし、勤務医として手術の技術も身につけた。その後、大学院に戻ってからは、現広島大学学長の越智光夫医師(副院長が学生時代にけがをした際に手術を担当)が指導していた、膝グループに所属した。
「膝で苦しむ人は本当に多いです。自分のようにスポーツで痛める人もいれば、加齢が原因で苦しんでいる人も多くいます」
これまでに、膝の手術だけで約2800件は手がけているという。
現在は、院長と曜日ごとに診察などを分担している。基本的に午前中は2人で診察し、水曜午後は手術に当て、木曜の午後は依頼があれば他院に手術の応援に行っている。
また2人体制になったことの利点として、時間のかかる処置を要する患者が来院した場合でも、他の外来診療を停滞させるようなことが少なくなったことがあり、患者の待ち時間の解消にも大きく貢献している。
2015年に電子カルテを、2016年には予約システムを導入し、予約希望者には10~15分間隔で時間を指定している。患者がいつどれくらい来院するかが把握でき、混雑の時間を避けることも可能だ。
「もちろん予約を希望されない方は通常に受診可能です。予約でがっちり埋めてしまうと、急な治療に対応できなくなりますから。ある程度のバランスが大切です」
それでも患者の利便性を考えて、この方式をもっと進化させるつもりだ。

ここで5階建ての同院の施設を簡単に紹介しよう。
1階が受付、待合室、診察室、2階が通所リハビリ「デイケア ひまわり」、3階がリハビリテーション室、4階が19床を備えた入院病棟で、5階が通所リハビリ「デイケア やすらぎ」である。
5階は当初自宅だったがその後通所リハビリに変え、もともと看護師の寮だった部分もリハビリ施設にした。そして2014年に施設の改装を行い、入院個室をバリアフリーにしたほか、トイレの数も増やし、浴室も新しくした。
「ホテルのような新しい整形外科と比べると多少は見劣りするかもしれませんが、医療やリハビリに必要なものは劣っていないと自負しています」
開業当初から理学療法士がいるリハビリ部門だが、現在リハビリは全て予約制にしている。待ち時間を少なくする狙いだ。同院には一日約150人の患者が来院するが、多くの患者がリハビリも行う。そのため通所リハビリも含め理学療法士7人を配置し、さらに作業療法士1人も含めた計8人がリハビリに当たっている。理学療法士が多いのが特徴の一つで、それだけ手技によるリハビリを重視している証ともいえる。
入院患者には毎日リハビリの施術をしており、早く退院できるように理学療法士が集中的に取り組んでいる。動けるようになれば、病床から3階のリハビリ室に下りてもらい、そこでさらにリハビリを行う。高齢者はやり過ぎが禁物で、「あせらず、しっかりと」をモットーに対応している。
さらに同院の特徴的なものが通所リハビリで、「デイケアやすらぎ」「デイケアひまわり」がある。理学療法士や作業療法士による個別リハビリに加えて、個人の能力に合った自主トレーニングも実施し、運動機能の維持や向上をめざしている。レクリエーションでは、個性を大切にし、精神活動の向上のため、仲間づくりや生きがいづくりの場を提供。
入浴や食事サービスの提供のほか、手作業、塗り絵、パズルなども行っている。
次に利用者の一日の生活をご紹介しよう。
午前10時過ぎに車椅子対応の出迎えがあり、体温、脈拍、血圧などの健康チェックのあと、それぞれに応じたリハビリや入浴サービスなどを行う。口腔機能の訓練もある。昼食は利用者の状態に応じて準備され、午後からは棒体操、音楽療法、自主トレーニングなど。一番長い場合は夕方までリハビリを中心にした一日を施設で過ごす。
通所介護「あおぞら」の代わりに、通所リハビリ「やすらぎ」を拡充した。「ひまわり」の20人と「やすらぎ」の45人が定員で、整形外科で通所リハビリまで行っている施設はまだ少ない。今後はどの施設でも慢性期患者のリハビリが制度上難しくなり、少しずつ介護保険の利用に移行しなければならない。
「代替するにしても別の場所が必要ですが、当院は施設に余裕があったのでうまく移行できました」
また2017年1月から訪問介護をスタート。休止していた訪問看護、訪問リハビリも再開し、患者のあらゆるニーズに応えるために最大限の努力を重ねる。
自宅だけでなく、併設したサービス付き高齢者向け住宅も訪問。病気や障害とうまく付き合いながら生活していくために、介護、訪問リハ、訪問看護を加えて、介護保険制度ともうまく連動させながら、南区を中心にさまざまな患者のパートナーになる覚悟だ。

同院のホームページには次のような医院案内がある。
「骨折、捻挫、打撲、脱臼、筋腱損傷、靭帯損傷などの疑いのある人。頸、腰、肩、関節などの痛み、しびれ、違和感のある人。骨粗しょう症またはリウマチかどうか調べたい、または治療したい人。MRIで詳しく検査したい人。交通事故、労働災害による傷病の治療を希望される人。上記に当てはまらない場合でも、まずはお気軽にお問合せください」という内容だ。
同院でも、他の整形外科と同じように高齢者の患者が多い。腰、膝、首の痛みなどの症状を訴えて来院する。その痛みを取ることを一番大切にしながら、地域に密着した整形外科をめざしている。
その際にずっとこだわってきたのは「できるだけ在宅で行う」というもので、県病院などの総合病院から自宅に戻るまでの橋渡しの役割も担い続けるつもりだ。もちろん総合病院とクリニックの中間に位置する存在として、膝を中心に、可能な手術には対応していく方針だ。
「患者さんにはいろいろなニーズの人がいます。何を望んでいるのか ―、どこまで治療するのか ―、それらを考えながら当院としての可能な範囲を守ることが重要です」
最も重視していることは、とにもかくにも「的確な治療の追求」である。
「そのために必要なのは、患者さんに加えて家族の方たちといかに強い信頼関係を築いていけるかにかかっています」
回復していくことの喜び、リハビリの楽しさ、そして生きることへの希望や感動を一緒に感じていくことを何よりも大切にしている。

大瀬戸 政司 院長

おおせと・まさし

経 歴

1980年広島大学医学部卒
松山市民病院整形外科、広島大学医学部付属病院整形外科、市立八幡浜総合病院整形外科、広島鉄道病院整形外科を経て、1993年3月大瀬戸リハビリ整形外科開業
2000年から理事長

村上 祐司 副院長

むらかみ・ゆうじ

経 歴

1988年広島大学医学部卒
広島市民病院整形外科、県立安芸津病院整形外科、広島鉄道病院整形外科を経て、広島大学大学院入学後、広島共立病院整形外科、県立広島病院整形外科部長などを歴任
2016年4月大瀬戸リハビリ整形外科副院長就任

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