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脳神経センター大田記念病院 (社会医療法人 祥和会)

脳血管疾患・脳神経疾患診療の県東部の中心施設

・脳血管疾患・脳神経疾患の専門病院
・広島県の難病医療拠点病院
・急性期、回復期、生活期のリハビリに対応

クリニック・医院情報

住所 福山市沖野上町3-6-28
TEL 084-931-8650
ホームページ https://otahp.jp/
駐車場

171台

診療時間

診療時間
8:30~10:30 休診
13:30~16:00 休診 休診

*祝日は休診 *上記表は新患・予約のない患者用 ◎土曜午前は11:00まで診療を受付
*再診(予約制)/平日8:00 ~ 16:00、土曜午前8:00 ~ 11:00

診療案内

診療科目 診療・検査内容
脳神経外科 脳梗塞、くも膜下出血・脳出血、脳腫瘍、水頭症、頭部外傷など
脳神経内科 脳血管障害、認知症、神経難病(パーキンソン病・筋萎縮症側索硬化症・脊髄小脳変性症など)、神経免疫疾患(多発性硬化症、重症筋無力症など)、頭痛、めまい、てんかん治療
リハビリテーション科 脳卒中患者の急性期入院リハビリ、回復期リハビリ、外来リハビリ、通所リハビリ
紹介写真1
紹介写真3
紹介写真4

アクセス

詳細情報

以下のページから、さらにくわしい診療内容などがわかります!

脳神経センター大田記念病院 | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
脳血管疾患・脳神経疾患診療の県東部の中心施設
脳神経センター大田記念病院
郡山 達男 院長

特  色

脳血管疾患・脳神経疾患の専門病院
広島県の難病医療拠点病院
急性期、回復期、生活期のリハビリに対応

同院は、脳血管治療・脳神経診療を中心に、全身の血管病に対して専門性の高い医療を提供しており、広島県東部・岡山県西部の拠点病院である。
また、脳神経疾患に関わる多くの診療科(計14科)を持ち、地域における救急医療と在宅医療サービスにも力を注いでいる。

同院の理念は「Small&Beautiful Hospital/コンパクトで誠実で信頼される脳神経センターをめざす」。
213の病床と14の診療科を持ち、約500人のスタッフが、24時間体制で日々の診療にあたっている。
「断らない医療」の実践により、救急車搬入台数は年間約3000件を数え、そのうちの25%は脳卒中患者で、福山市における脳卒中患者の約8割が同院に送られている。
地域を支える救急医療のみならず、地域包括ケアシステム構築に積極的に取り組むため、郡山院長就任(2018年4月)と同時に回復期リハビリ病棟が新設された。

脳血管障害に24時間対応している同院には、福山市内だけでなく、尾道市・三原市(広島県)・井原市・笠岡市(岡山県)などの周辺地域から、年間約1200人の急性期脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)の患者が入院している。
中でも、脳の血管が詰まる脳梗塞の患者は約60%と多く、平均年齢は70歳を超えて年々高齢化の傾向にある。
いずれの病型の患者も在院日数は年々短縮されており、脳梗塞の場合には平均2週間程度となっている。
脳卒中が疑われる場合には、できるだけ早期に治療を受けて脳のダメージを抑えることが重要となる。
同院では、脳神経内科・脳神経外科の連携により、患者にどの治療が有効かを検討し、適切な治療を提供している。
特に、脳梗塞の治療は時間との勝負で、発症から治療開始までの時間が短いと実施できる治療法の幅も広がる。
発症から4・5時間以内の急性期脳梗塞には、血栓を溶かす薬を使う血栓溶解療法(t―PA療法)が標準的である。
t―PA療法で症状の改善が見られない場合や、治療の適応外の症例には、8時間以内であれば血栓回収療法(カテーテル〈細い管〉からステントという網のような機器を挿入し、血の塊を除去して血管の詰まりを解消)という血管内治療が行われており、再開率の高さや後遺症が残りにくいため多くなっているという。
また、最初に搬入された病院でt―PA療法を行いながら、可能であれば血管内治療のために同院に搬送されてくる患者の例もある。
備後地域の急性期脳卒中の基幹病院として、他院からの患者搬送も積極的に受け入れている。

同院では、脳血管障害に対する24時間対応の救急体制を取っており、脳神経外科は脳神経内科と連携し、脳梗塞に対するt―PA療法や血管内治療による血栓回収術、脳出血に対する緊急開頭術、くも膜下出血に対するコイル塞栓術や緊急開頭術が可能な体制が構築されている。
脳血管障害に対する治療法では、開頭手術か脳血管内治療を選択できる。
脳動脈瘤には、開頭によるクリッピング術もしくは、血管内にカテーテルを通して行う血管塞栓術など、患者の状態に合わせた適切な治療を選択している。
脳腫瘍や脳動静脈奇形などの治療が可能な「ガンマナイフ(定位放射線治療装置)」も導入している。
これは頭部疾患専用の放射線治療装置で、備後地域で唯一同院に設置されており、年間約200例の治療実績を持つ。
また、「治療可能な認知症」として取り上げられている、特発性正常圧水頭症(歩行障害・認知機能障害・排尿障害の三つの症状が重なって現れるのが特徴)の診療にも注力している。
MRIなどの脳画像検査と髄液タップテストによって診断し、その後は髄液シャント術(シャントバルブを埋め込む手術)を行っている。

現在では、脳卒中発症直後から急性期リハビリテーション(以下、リハビリ)を始めるのが主流となっている。
そのため、72時間以内にリハビリを始めるのが重要とされている。
同院では、脳卒中発症から24~48時間以内に、超急性期のSCU(発症直後の適切な治療とリハビリを組織的・計画的に行う脳卒中専用の治療病棟)でのリハビリを開始している。
理学療法士が基本動作的訓練(寝返り・起き上がり・歩くなど)を、作業療法士は応用的動作(風呂に入る・トイレに行く・着がえなどの日常動作)を、言語聴覚療法士は失語症などの言語障害の訓練・嚥下障害の訓練などのほか、高次脳機能障害に対する訓練も行っている。
祝祭日も休むことなく、365日のリハビリを行って患者の社会復帰をサポートしている。

地域包括ケアシステムの構築が求められている昨今、同院では、2018年4月に50床の回復期リハビリ病棟を開設した。
院内の急性期・回復期のリハビリが連携し、また、近隣の回復期リハビリ病棟を持つ病院とも連携しながら患者の回復に尽力している。
また、作業療法士・理学療法士・言語聴覚療法士が協力して、入院患者の専門的な集中リハビリ(3時間目標)を行い、患者の早期の社会復帰をサポートしている。
同院は「回復期病床は障害と生活、そして人生に向き合っている」という考えのもと、「リハビリとは単なる機能訓練ではなく、地域における生活を再構築し、社会活動や社会参加を支援し、生きる力を与えることである」という視点で、退院後の生活を見据えて退院調整を行い、在宅療養への移行を支援している。

地域包括ケアの基本的な考え方として、「2025年の医療・介護の在り方は、ときどき入院、ほぼ在宅です」と郡山院長は話す。
そのため、同院では患者の退院後のフォローアップを重要と捉え、さまざまな取り組みを行っている。
以下に代表的なものを紹介しよう。
1. リハビリテーション科 / 外来でのリハビリ診療を行っており、リハビリテーションセンターには多くの種類の装具を用意し、患者一人ひとりの状態に合った選択が可能。
2. 虹の会訪問看護ステーション / 要介護となった患者だけでなく、難病や重度障害、末期の悪性腫瘍、精神疾患を持つ患者など、医療ニーズの高い患者への訪問看護や訪問リハビリを行っている。
3. 通所リハビリテーション / 介護保険で要支援・要介護の認定を受けた患者が対象で、QOL(生活の質)の維持向上、身体機能の維持向上、認知症の進行予防を目的としたリハビリを日帰りで行っている。
ここでは、1日コース・短時間リハビリコース・短時間フィットネス型コースなどのコースが設けられ、要望に応じて選択できるようになっている。
このように、同院ではリハビリ専門病棟を持ち、急性期・回復期・生活期の医療や介護サービスを一貫して支える体制「ケア・サイクル」の構築に力を注いでいる。

開院40周年記念行事として、2016年にはレシピ本『大田記念病院が心をこめて贈る91のレシピ(啓文社刊)』を発刊。
また、原料にこだわり、加塩・加糖をしていないだしパック「大田記念病院が考えただしパック((株)カネソ22)」も発売した。
これらは、脳卒中の治療を行う中で、病気の背景にある生活習慣病(高血圧症・脂質異常症・糖尿病など)は食生活が影響していることが多いため、その改善を目的に同院が主導で取り組んだものである。
同院の給食は、最大の特徴として、基本的に「食べられないものはない」という考えに基づいて献立が作られている。
制限ばかりのメニューではなく、調理法や量を考えて「入院時の食生活が楽しくなるように」との思いで調理が行われている。
野菜を中心に、「減塩・減糖・減油脂」と「計量」を大切にする料理作りを、広く一般にも普及させたいとの思いから実現された。
地域住民に対して、食生活の改善を促す一助となっている。

郡山 達男 院長

こおりやま・たつお

経 歴

1952年鹿児島市生まれ
1978年鹿児島大学医学部卒業
同第3内科入局
東京都立神経病院神経内科、イェール大学医学部神経内科(米国)、広島大学医学部内科第三助手、同大大学院歯薬学総合研究科・脳神経内科学助教授・准教授、広島市民病院神経内科主任部長・副院長、広島市立リハビリテーション病院院長を経て
2018年4月より現職

趣味・家族

硬式テニス・ゴルフ・高校時代はボート部
内科医の妻と2人の息子

モットー

正しい診断に基づいた、根拠に基づいた治療を行う
診断と治療が正しくなければ、病気は良くならない

院長の横顔

理数系が得意で、高校2年までは工学部志望だったというが、次第に「地元で地域と社会に役立ち、人に関わる仕事がしたい」と思い、医学部に進学。
「脳神経内科は、診察・検査を行い、病変部位はどこでどういう病態でというふうに、診断が論理的な面が気に入って選択しました。また、地元で医者をしようと思っていましたし、一生のうちに国内・海外留学をしたかったので、脳神経内科はそれが許されたことも理由の一つです」と話す。

院長からの
メッセージ

当院は、脳卒中を発症して初めてお越しになる患者さんが多く、「事前の兆候が分かれば予防できたのではないか」と思うことがあります。
日常生活の中で、頭痛・めまい・しびれなどの気になる症状があるときは、まずはかかりつけ医を受診してください。
また、当院では脳ドックを実施しております。
脳腫瘍・脳動脈瘤・脳梗塞の兆候を探すには良い手段です。
心配が解消できればと思います。

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