「患者様は家族」というモットーのもと、誠実に患者に向き合い、顔の表情を確認しながら治療を行っている。
「口腔状態は全身の健康につながる」という観点から、まずは口腔ケアを行い、歯の健全化のために歯周病治療を徹底している。
その後、補てつやブリッジなどを行って、入れ歯は最後に検討。
また、矯正歯科では広島大学の専門医と連携して治療を行っている。

高齢社会に対応するため、デイサービスセンターを1998年に開設し、施設利用後の診療も行っている。
また、特別養護老人ホームや病院を中心に、「口腔ケアステーション」として口腔ケアと訪問診療に力を入れており、日曜祝日も対応。
高齢者の診療では、睡眠時の誤嚥性肺炎や、顎関節症、舌がん、歯肉がんなどの難治症例にも対応。
2019年4月から常勤となる髙島信彦歯科医師は、入れ歯や摂食嚥下を専門としており、食事の飲み込み方や飲み込みやすい食事形態などを提案し、今後も総合病院と連携して治療を進めていく方針だという。

院長が訪問診療と口腔外科、興祐副院長が一般歯科やブリッジ・さし歯、有紀子医師が入れ歯や審美歯科と、症状に合わせて専門の医師が治療にあたっている。
初診では、全ての歯の症状を把握するため、インフォームドコンセント（説明と同意）を採用し、患者ごとの治療計画書を作成。
1本のむし歯でもさまざまな治療法を提示でき、患者はその中から、自分の意思で治療法を決定できる。
治療後の意思の相違がないよう、計画書を手渡すなどの徹底も行われている。
治療の際の型取りなども、歯科衛生士ではなく医師自らが行うなど、患者と接する中で、コミュニケーションを重視した治療に尽力している。