「できるだけ削る、抜くなどをせず、歯へのダメージを最小限にして健康な歯質を残すこと」をモットーにしている。
例えば、麻酔では注射を温めてから行い、針も極細のもので痛みの緩和に努めて、なるべく患者に負担がかからないよう心がける。
同院は、新興住宅街の中にある医院のため、患者は若い夫婦の世帯が多い。
また、院長・副院長夫婦を含めてスタッフにも子育て中の人が多いため、小さな子どもの接し方に慣れており、院内にはさまざまな配慮が施されている。
待合室のほか、治療室（5部屋）のうち2部屋にキッズスペースを設置しているため、患者は子どもを見ながら安心して治療を受けられる。
治療室は、全て個室か半個室のプライベートが保たれた設計。
テレビを視聴しながら治療が受けられるなど、居心地の良さに最大限配慮している。

患者の意思を治療に反映させるため、記入しやすい問診表を使って、自然な会話の中から治療方針を決定し、共有する。
初診では、急性症状がなければ歯石取りから始め、「怖い・痛い」という先入観を取り除いてから治療に入っている。
小児患者には、「やさしく治療してあげたい」との思いから、女性スタッフが専門で行い、怖さを感じさせず痛みの少ない治療に徹する。
また、治療器具は、患者ごとに滅菌パックされたものを使用しており、安全衛生面にも細心の注意を払っている。

治療では基本的に保険適用内を重視しているが、希望があればセラミックでの補てつやホワイトニングなど、審美的な治療にも対応。
予防歯科にも力を入れており、3か月に一度の定期健診を重視し、国家資格のある歯科衛生士が約1時間かけて、患者一人ひとりに合った歯のクリーニングを丁寧に行っている。
また、むし歯予防の観点から歯のフッ素塗布も積極的に行っている。