「東広島地域における高度医療の提供」「当院から“元気”を発信する」「高齢社会への貢献」という３つのミッションを掲げる。
薮本院長は、「確固たるポリシーに基づく高度な技術と、スタッフ全員の笑顔が地域を支える力につながると確信しています」と話す。
口腔外科に定評があり、親知らずの抜歯から外傷、顎関節症、インプラント、口腔内腫瘍まで幅広く口腔外科治療を行っており、セカンドオピニオンにも対応。
親知らずの抜歯を含む小手術では多くの症例数を持ち、紹介患者も多い。
院長は、広島大学病院歯学部および医学部麻酔科でさまざまな経験を積み、全身疾患を考慮した治療に努めている。
安定した技術と人柄に、長年の信頼を寄せる患者も多い。

同院には、専任のトリートメントコーディネーター（治療側と患者の双方が満足のいく治療を進めるための調整役）が所属。
初診患者に30分のカウンセリングを行い、口腔内の治療で何を得たいのかを聞き出す。
「特に歯周病治療は、患者・治療側の双方の意識の共有が大切です。通院に対する発想を変えてもらうため、お口の中の状態が体にどんなリスクを与えるか、数値化して説明します」。
歯周病治療は、10人の歯科衛生士が中心に担当しており、常に技術向上に努めながら、院長との情報共有のもと治療にあたっている。

定期的に通院する患者に、治療の不安やストレスを与えないため、明るい環境づくりを行っており、診療台（歯周病治療用）の増設やオゾン脱臭除菌機の設置など、快適な空間の提供に努めている。
「生涯を通じて、自分の歯で食事をしてもらいたい」との思いから、患者教育の一環で院内イベントの開催にも積極的。
例えば、20本以上の歯を維持する80歳以上の定期受診者には「8020表彰式」を、子どもたちには、楽しみながら口の中に興味を持ってもらうための「キッズセミナー」などを開催している。