治療方針は、「健康で機能的な、より良い噛み合わせをめざす」こと。
見た目の美しさだけでなく、機能性の向上や、全体の歯の健康を考慮した治療計画を提案している。
顎のずれの大きい患者には、矯正のための顎切除を行っている病院と連携し、顎切除手術を併用した保険適用の矯正治療が可能。
矯正歯科の専門医である柄院長は、開業以来、矯正治療のみを専門に行い、多くの難治症例に携わってきた。
同院に勤務する他4人の歯科医師も日本矯正歯科学会認定医で、矯正治療の経験が豊富な矯正専門の歯科医師による治療が受診可能。
患者は、県内全域のみならず県外からも通院しており、小児と成人の割合はほぼ半々だという。

小児の場合は、第1期動的治療（顎のずれの治療や予防矯正）、永久歯が生え揃ってからは第2期動的治療（成人の治療）を行っている。
小児矯正は、小学生の頃から開始すると、第二期治療で良好な結果を得やすくなる。
成人の場合は、不正咬合とともに、噛み合わせを悪化させる長年の習慣や、顎関節の問題などを含んでいることが多く、さまざまな問題を併せ持っている。
顎の動きの確認など詳細な検査の後、問題点を明確に把握し診断・治療を行う。基本的な治療だけでなく、メンテナンスの充実も同院の強みである。

前歯のブラケット（矯正装置）は、透明で目立ちにくいセラミックやプラスチック製を使用し、そこにワイヤーを隠す透明のキャップを併用することもあり、笑ったときなども目立たないと好評。
ほかにも、セルフライゲーションブラケット（歯をワイヤーで縛らないため、さらに目立たない装置）や歯の色に馴染む白いワイヤーなどが用意されている。
また、近年は歯科矯正用アンカースクリュー（歯を動かすための固定源）を治療に使うことで、治療結果の向上や、ほかの装置の装着負担の軽減につながっている。