治療方針は、「1本の歯を大事にして、できる限り歯の保存にこだわる」こと。
良い口腔内状態を維持しつつ、患者の健康を守り育てていくため、口の中の管理だけでなく、全身疾患や生活習慣、食生活も含めて疾患の原因を分析し、患者とともに再発防止に取り組んでいる。
外観や待合室は、まるでおしゃれなカフェのよう。
豊田院長は、「歯科医院を怖がる方が多いため、歯科の要素を極力なくすように努めました」と話す。
患者は、乳児から90歳代までと幅広い。
週に2日、保育士が託児を行っているため、小さな子どもを持つ母親も安心して通院できる。
また、患者の要望に応じて、往診も行っている。

衛生環境に十分配慮しており、うがいで使う水にいたるまで、全ての水は消毒水を使用している。
また、治療前に口腔内クリーニングを徹底するのは、細菌による疾患の再発を防ぐためである。
歯周病治療では、薬剤のリグロスやエムドゲイン、骨補填材などを用いた、骨欠損部への再生療法も行っている。
被せ物や詰め物などは、「補てつカウンセリング」で材料や治療法などを、患者と相談しながら決めて行っている。
小児歯科では、むし歯治療のほかに矯正治療も提供。
歯のスペースの確保や舌のポジションの指導も行い、月に一度、矯正歯科医を招いている。

予防歯科では、歯のクリーニングのほかに口腔全体の機能改善（歯並びの悪さを招く口呼吸や舌機能の改善、顎の発達のサポートなど）も行っている。
高齢者には、嚥下機能の低下（飲み込みにくい・むせるなど）に対処し、舌の筋肉の強化なども行っている。
デンタルホームドクターとして、患者の生涯の健康を守るため、医院全体で技術や知識の研さんに励み、患者にデンタルIQ（歯に関する基礎知識）を上げてもらうよう努めている。