治療方針は、「歯の保存にこだわる」こと。
予防を根幹とし、歯と神経を保存して、可能な限り痛みがなく、抜歯せずに削らない治療を基本としている。
治療におけるリスクについては、患者とともに歯科医師が共有する覚悟を持って治療方法を選んでいる。
同院は、認定基準の厳しい「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」で、充実した保険診療・予防処置・訪問診療が可能。
患者は、幼児から高齢者まで幅広く、世代に合わせた治療を提供。
セパレートされた全ての治療台にはキッズスペースがあり、子連れの患者が、治療中も子どもに目が届く安心感がある。
藤田院長は、子どもにけん玉を教えたり、バルーンアートを作ったりすることもあるという。
西高屋駅に至近なため、通勤通学途中に通う患者も多く、呉市などからの来院もある。
訪問診療では、東広島市の志和から河内まで16㎞圏内を診療。

むし歯や歯周病の治療が多いが、患者の6割は予防歯科。
患者と話をしっかりした後、口腔内を診察し、生活習慣によるリスクを把握して将来の姿を予測する。
そしてリスクを伝え、生活習慣を改善するよう指導も行っている。
また、各治療台のモニターはインターネットにつながっており、最新の治療法などが画像ですぐに確認できる。

歯周病治療では、垂直性骨欠損にリグロスという薬剤を使う再生療法を提供（保険適用）。
希望があればリスクの説明を行い、IPC治療（歯の神経を取らずにむし歯を一部残し、セメントで詰める）も行う。
PMTC（歯のクリーニング）は、1時間かけて丁寧に行っている。
専門性の高い歯科衛生士が、掃除だけでなく歯を強化するフッ素塗付や、プロフィーメイトNEO（歯面の着色を強力に取る）などを使用する。
歯へのダメージが少ない、LEDホワイトニングライトを使うホワイトニングや、技工用レーズで義歯をきれいに磨くサービスも好評を得ている。