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ナカムラ病院 (医療法人 ピーアイエー)

チーム医療で認知症患者をサポートする未来型施設

・あらゆる認知症患者をチーム医療で完全サポート
・患者の生涯を見据えて、エキスパートスタッフが対応
・地域ごと包み込む地域密着型総合施設

クリニック・医院情報

住所 広島市佐伯区坪井3-818-1
TEL 082-923-8333
ホームページ http://www.pia-gr.or.jp/pia/nakamura/
駐車場

約40台

診療時間

診療時間
9:00~12:00 休診 休診

*祝日は休診

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アクセス

詳細情報

以下のページから、さらにくわしい診療内容などがわかります!

ナカムラ病院 | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
チーム医療で認知症患者をサポートする未来型施設
ナカムラ病院
塚野 健 院長  中村 友美 理事長

特  色

あらゆる認知症患者をチーム医療で完全サポート
患者の生涯を見据えて、エキスパートスタッフが対応
地域ごと包み込む地域密着型総合施設

五日市の街の全域が見下ろせ、似島や宮島までが見渡せる眺望の佐伯区坪井地区に立地。
1978年に高齢者専門病院として設立され、1982年には精神科病棟(認知症患者)を開設。
専門は認知症患者の診療や入院で、グループ施設らと共に患者を生涯に渡り、医療や介護を提供する複合型の認知症施設である。

先代理事長(中村英雄氏)が未来の高齢社会を想定し、高齢者の幸せを願って「幸齢社会」の創造という 高邁な理想を掲げて診療を開始。
現在は、塚野院長をはじめ精神科医5人、内科2人、外科1人、整形外科1人のほか、嚥下機能と関わりが深いため歯科も備える。
入院機能のみならず、重度認知症患者のためのデイケア施設や、兄弟法人として特別養護老人ホームも至近に設置。
同院長のモットーは「患者と家族に寄り添う」ことで、患者への傾聴を心がけ、スタッフとも心を通わせるコミュニケーションが行き届いている。

2025年の認知症の発症割合は高齢者5人に1人と予測されており、認知症は非常に身近な病気である。
認知症は、神経変性疾患(脳の神経細胞が死んでいく)、脳血管性認知症(脳梗塞や脳出血によって起こる)、その他の原因の大きく三つに分類される。
神経変性疾患には、「アルツハイマー型認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症」がある。
アルツハイマー型認知症は、年齢とともに発症率が高くなる最も多い認知症であり、脳内にアミロイドβやタウタンパクなどが蓄積し神経細胞がダメージを受けて起こるとされている。
初期に物忘れがみられ、徐々に認識力や判断力が低下する中で、抑うつ、意欲や興味の低下、怒りっぽくなったりすることもある。
レビー小体型認知症は、実際にいない人や小動物の幻視が見えたり、それに伴う妄想を生じることもある。
転倒したり、手が震えたり、動作が鈍くなるなどパーキンソン症状がみられることもある。
また、正常時とそうでないときの変容が起こることも珍しくない。
その他の原因で起きる認知症には、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、甲状腺機能低下症、ビタミン欠乏症など治療可能なものもある。
高齢者の場合、アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症や血管性認知症が合併していることも多く、鑑別診断が困難なケースがある。
これらの分類では、進行や症状、治療、対応が各々で異なるため正確な診断が求められる。
認知症は、主には認知する機能に障害が出ることから起こるが、せん妄の症状と酷似している場合もあり、それを見極めるため初診を重要視している。
また、家族の話だけでなくさまざまな問診で診療に正確を期している。

認知症は、現在では一部を除いて進行を止めることや根本的治療はないとされるため、治療は、認知症の進行を遅らせたり生活の質の向上に終始する。
薬物療法は、抗認知症薬(認知機能障害の進行を抑える)と向精神薬(抑うつや不安、怒りっぽいなどの行動や心理症状の軽減)がある。
いずれも脳に作用する薬のため個人差がみられ、副作用や行動の変化に注意して慎重に処方する必要がある。
行動心理症状が強いと、認知症が進行したり介護負担が増えたりする。
行動心理症状は、適切な対応や介護で軽減することが可能なため、適したサービスで環境調整をすることが大切である。
家族や近隣住民に認知症の理解を深めてもらいサポートを促していくことが、病気との上手な付き合い方とされている。
認知症の患者に対して、専門医をはじめ、看護師・介護士・リハビリスタッフ・作業療法士・理学療法士・言語聴覚士・管理栄養士の体制で、定期的なカンファレンスを行うなどチーム医療体制を充実させている。
また、認知症患者は嚥下機能障害を起こしやすいため、NST(栄養サポート)チームを組んで嚥下映像を撮影するなど口腔関連の診療にも尽力。
医療スタッフだけでなく、家族を含めたサポートに携わるスタッフ全員でのチーム医療の体制づくりが特徴で、家族の病気に対する理解度が上がることを重要視している。
認知症患者を受け入れるにあたり、先代からの訓えとして「医療側の覚悟は当然ながら、大事な患者さまをお預かりするためには、まずご家族との信頼関係が大切で、ご家族側の受容と理解も重要であるということを皆さまに説明しております」と中村友美理事長は語る。
また、転倒防止にも最大限配慮し、入院中に起こり得るリスクなど、事前説明を徹底した上で入院を受け入れている。

「認知症は生活障害病」という考え方のもと、認知機能の低下に伴ってできなくなったことを支援し、可能な限り本人の希望する生活が送れるように配慮しつつ、患者本人だけでなく家族全体の生活を支援する。
療養生活は長くなるため、介護負担は徐々に増えることが一般的で、基本的なスタンスとして「短距離走」ではなく「長距離走」と考えて、患者家族の精神的負担にも気を配っている。
患者家族の心の解放を促すための一時的なレスパイト入院なども受けており、支える家族が旅行や趣味などが遠慮なく行えるように、一時的な開放を促している。
また、認知症になる前の地域との人間関係では、グラウンドゴルフやゲートボール、釣りなど趣味の付き合いがある場合、可能な限り継続できるよう指導している。
施設内には展示ギャラリーを設けており、入院入所患者の作品をはじめ、地域の方の作品も展示している。
大ホールでは毎年、地元の学校の吹奏楽部の定期演奏会をはじめ、各種芸能発表(バンドコンサート、落語等)や映画祭などの地域交流で、認知症患者とその家族の交流を深めている。
認知症をより理解するための取り組みとして、2016年に市の運営事業として開設した認知症カフェがある。
各専門職の講話や外部講師・当事者による講演、リハビリ体操など、認知症の正しい知識・情報を伝え合う催しが目白押しで、毎回多くの人でにぎわっている。

認知症の進行には、「予防」「発症初期」「中期(行動心理症状や身体合併症)」「人生最終段階」があり、これら進行や容体に合わせた適切な医療と介護を行っていく必要がある。
物忘れ外来や認知症治療医病棟、介護医療院、重度認知症デイケアなど、予防から看取りまですべてのステージの認知症を診ていく体制を整えている。
また、佐伯区医師会からの委託を受けて認知症初期集中支援チームが設置されており、認知症患者が適切な医療や介護を受けられるよう本人や家族を支援。
医師や看護師、臨床心理士、精神保健福祉士ら認知症専門の職員が家庭を訪問し、心配なことや困ったことを丁寧に聞き、地域包括支援センターや医療機関、介護事業所、行政、地域などと連携しながら認知症患者の生活を支援している。
認知症の患者は身体に合併症をかかえることもあり、転倒骨折や脳卒中、心筋梗塞など専門治療を必要とする場合には、五日市記念病院やJA広島総合病院などをはじめ、西広島リハビリテーション病院、浜脇整形外科病院、加川整形外科病院、原田病院などと緊密な連携で治療にあたる。
同院長は、「未来型の幸齢社会を形成するためには、地域の施設をはじめ、暮らしている人々や医療、介護などの連携が不可欠であり、地域全体が一つのグループとして稼働し、高齢者を見守る世の中になってほしいです」と、地域ぐるみの壮大な未来構想を持っている。

塚野 健 院長

つかの・けん

経 歴

1958年広島市生まれ
1987年広島大学医学部卒
広島大学医学部附属病院、県立広島病院、国立療養所賀茂病院、厚生連吉田総合病院、広島大学医学部神経精神医学教室助手、加計町国民健康保険病院(精神科医長)、医療法人恵宣会竹原病院(院長)を経て、2010年より現職

家 族

妻、子ども3人、愛犬 ボーダーコリー

モットー

患者と家族に寄り添う

院長の横顔

高校時代まで普通に読書をするような青年期を送っていたが、ある一冊の書籍に出合い人生が変わった。
『どくとるマンボウ航海記』(北杜夫)がその一冊。
航海を続ける船員に欠かせない船医が主人公であり、世界の海をまたにかけ航海する中、奇想天外な出来事が展開するストリーに心を打たれ、読みふけった。
著者の北杜夫自身も、精神科で作家という異色の経歴に心惹かれ、胸が躍った。
その北本人が船医として航海した経験があることから、描写のリアリティに驚くほど。
それ以来、医者という職業が気になり始め、そのために勉強にも自然と身が入ったという。
以来、同書は重版を重ね、未来に渡り残る名作とされる。
北氏は、1960年に発行された『夜と霧の隅で』で芥川賞を受賞している。

院長からのbr>メッセージ

普段の生活で何か変だと感じることがあったら、早めに受診されることをお勧めします。
近年はアンチエイジングも含めて、認知症の予防に取り組む時代となりました。
一度発症すると、長期に渡ってサポートが必要になるため、生活全般の見直しが重要です。

中村 友美 理事長

なかむら・ともみ

経 歴

東邦大学医学部卒
2017年医療法人ピーアイエー理事長就任

家族

三児の母でもある

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