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やまさき整形外科 (医療法人社団)

地域に根ざした診療を掲げ、関節リウマチや夜間救急にも対応

「地域に根ざした整形外科医療」を合言葉に、安佐北区に開業して12年が経つ。これまでの治療経験を生かし、腰、膝、首、肩などの部位の丁寧な検査や診療を行う。
患者の大部分を占める高齢者には、丁寧で分かりやすい説明を心がける。

クリニック・医院情報

住所 広島市安佐北区可部南2-14-14
TEL 082-819-2701
ホームページ http://www.yamasaki-c.com/
駐車場 36台

診療時間

 
8:00~12:30 休診
15:00~18:30 休診 ◯※ 休診

*日曜・祝日、水曜午後は休診 *リハビリ受付は8:00 ~ 12:00、15:00 ~ 18:00まで
※土曜午後は14:00 ~ 16:00

診療案内

主な診療内容  
整形外科・
リハビリテーション科・
リウマチ科
骨粗しょう症、関節リウマチ
外傷全般、骨、関節疾患、リハビリ、物理療法、運動器リハビリなど、理学療法士や鍼灸師による治療
交通事故、労災事故
主な設備 低周波・レーザーなどの治療機器、ウォーターベットなどのマッサージ機器、頸椎・腰椎牽引機器、新型フラットパネル、超音波診断装置(エコー)、新型レントゲン機器(透視付、H29年7月導入)

 

紹介写真1
紹介写真3
紹介写真4

アクセス

詳細情報

以下のページから、さらにくわしい診療内容などがわかります!

医療法人社団 やまさき整形外科 | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
地域に根ざした診療を掲げ、関節リウマチや夜間救急にも対応
やまさき整形外科
山嵜 彩 院長

特  色

「地域に根ざした整形外科医療」を合言葉に、安佐北区に開業して12年が経つ。これまでの治療経験を生かし、腰、膝、首、肩などの部位の丁寧な検査や診療を行う。
患者の大部分を占める高齢者には、丁寧で分かりやすい説明を心がける。

整形外科、リハビリテーション科、リウマチ科を中心に、患者第一の心のこもった医療サービスを提供している。首や腰の神経に由来する脊椎疾患には、硬膜外ブロックや神経根ブロックの注射療法をはじめ、薬物治療やリハビリ治療を行う。少しでも痛みを取ることに全力を挙げている。
山嵜院長の父親は内科の開業医だった。苦学して医者になり、地域の人にとても愛されていたという。
「医者だからといって威張ることもなく、本当に地域に溶け込んでいました。苦学して医者になったらしく、自然とそうなったのかもしれません。そのせいか私自身は医療に対する違和感がなく、病院と自宅が隣接していて、間近で父の医療をずっと見ていました」
そして、「医師こそ人から喜ばれ、愛される仕事」というのが医師をめざす大きな決め手になった。
その父は1997年にがんで急に亡くなった。体調を崩して病院を閉じていたが、それでも患者の役に立ちたいと近所の病院で非常勤で診療していた。父が亡くなる数か月前に、院長は東京から地元の広島に戻り、「これから父と医学について色々話したい」と思っていた矢先だった。
「振り返ってみると、『医者になれ』と言われたことは一度もなかったですが、父の存在は大きかったのかもしれません」

整形外科を専門に決めた理由は、一つはスポーツが好きだったことだ。院長は広島カープの大ファンで、少年だった当時はまさにカープの黄金時代だった。大学時代には医学部の硬式野球部で汗を流し、スポーツ外傷と整形外科の分野がとても身近に感じられた。最終的に進路を決めるときには整形外科か泌尿器科で迷ったが、整形の医局の雰囲気なども決め手になった。
順天堂大学の関連病院は2年単位での異動が通例で、山梨、静岡、東京、千葉などに派遣され、脊椎、膝、外傷などさまざまな手術を手がけた。
「当時はまだ進むべき専門は決めておらず、患者さんのニーズに応えながら、ひたすら勉強を重ねていた時期でした」
広島に戻って4年目に安佐市民病院に赴任し、そこでは脊椎手術の症例が圧倒的に多かった。
「当時は顕微鏡を使って行う脊椎手術は限られていましたが、安佐市民病院では積極的に取り入れていました。顕微鏡を使うと明るく拡大された視野で手術できるため、デリケートな部位の神経を傷つけずに行っていました」
脊椎の腫瘍を取る手術もこの病院が初体験だった。
加計町立病院では外傷の診断や手術が多く、ヘルニアなどの脊椎治療もあった。マツダ病院ではこれまで経験の少なかった肩の手術があり、特に腱板損傷の再建術が多かった。また膝の靭帯再建術などもあった。
「広島に戻って最初に赴任した広島三菱病院から、安佐市民病院、マツダ病院への異動は突然でしたが、本当に良い縁だったと思っています。今振り返ると、自分の意思とは違うところで何かに導かれ、結果的に整形の勉強ができ、とても良い経験になりました」

安佐北区の現在の場所で同院を開業した。この土地の所有者がオーナーになってクリニックビルを建てる計画をした際に、入居する整形外科の医師を探していた。その頃ちょうど院長も開業場所を探していて、安佐市民病院や安芸太田加計病院など安佐北、山県地区の医療経験もあることからこの地に決めた。
この地区には顔見知りの医師も多く、手術の際は同院から安佐市民病院などに送り、手術後のリハビリ患者は逆に送られるなどの病診連携にも最適だった。
「信頼関係があり、融通もきくため、それらが患者さんにとってメリットになると思っています」
脊椎や膝は安佐市民病院、外傷は広島共立病院、肩はマツダ病院に患者を送っている。どこも顔見知りが多いことが強みだが、もちろん皮膚腫瘍切除やバネ指などの小手術は同院でも行っている。バネ指とは指の関節に生じる障害の一つで、「スプリングフィンガー」「弾撥指」とも呼ばれ、指が文字通りバネのように弾ける症状を引き起こす指関節の疾患だ。
開院からずっとこだわっているのは、能力の高い理学療法士を採用して充実したリハビリを提供することである。現在は、理学療法士3人(常勤2人、非常勤1人)、鍼灸師1人、リハビリ助手3人が在籍している。
「この地区ではまだ整形のリハビリに力を入れている施設がまだ少ないので、患者さんのニーズを考えて充実させました」
同院は、ビル1階の広いスペースの半分を使っている。間仕切りなどの設計は院長自らが行い、リハビリ室を100平米と広めに確保した。

患者は小児から年配者まで全年齢層に及ぶが中高年齢者が多く、1日の患者数は140~150人ほどになる。症状としては腰、膝、肩の痛みがほとんどで、診察とX線撮影をまずは行う。同院にはMRIがないため、場合によっては近くの病院などにMRI撮影を依頼し、その結果を基に診断をつける。
「全ての患者さんに対してMRIが必要なわけではないですし、連携さえしっかりしていれば問題はありません。一般論ですが、設置したことによって必要以上にMRIを撮影し、それが逆に患者さんの不利益になる場合もあります」
診断や治療について、部位別に具体的症例で紹介してみる。
腰の痛みがある患者には薬物治療とリハビリ治療が基本になる。症状が良くない場合は、MRIで診断した上で神経根ブロック注射を打ち、並行してリハビリ治療も行う。
それでも症状が改善しない場合は手術も選択肢となる。
症状として多いのは、腰椎椎間板ヘルニアと腰部脊柱管狭窄症。腰椎椎間板ヘルニアでは、腰に痛みがあって下肢にしびれや痛みが放散したり、足に力が入らなくなる。
脊柱管狭窄症になると長い距離を歩きにくくなる。特徴的な症状として歩行と休息を繰り返す間欠性跛行があり、安静にしているときはそれほど症状は出ないが、背筋を伸ばして歩いたりするとしびれや痛みが出て歩きづらくなる。
膝の病気は変型性膝関節症が多い。加齢や肥満、太腿の筋力の衰えなどが原因で、膝関節の軟骨がすり減り、関節に炎症や痛みが生じる病気である。
一度すり減った軟骨は元には戻らないといわれており、中高年や女性に多い。
X線撮影で診察したあと、日常の動作から膝に負担をかけないように適切な体重移動を心がけるよう改善を促したり、太腿の筋肉を鍛えて膝関節の安定性を高めたり、ストレッチなどで膝関節の動く範囲を広げる運動療法のほか、装具療法などの保存的治療が基本である。痛みが強い場合は鎮痛薬のほかヒアルロン酸などの関節内注射も行う。それでも日常生活に支障をきたすときには、関節鏡視下手術や人工関節置換術などとなる。

いわゆる五十肩ともいわれる肩関節周囲炎の患者も多く、痛みのせいで眠れなくなる場合もある。症状が進行すると、腕を上げたり回したりすることがつらくなるなど、日常動作が困難になる。
肩の骨や筋肉が老化して肩関節周囲の組織に炎症が起こるもので、一般的には時間経過により自然治癒する場合もあるが治りにくいケースもある。中には日常生活の不自由が続くだけでなく、身体の運動障害が残ることもある。
急性期には安静が必要で、痛みが収まり始める慢性期には、少しずつ肩を動かすことが大切である。そして回復期には、理学療法士の指導のもとで積極的に肩を動かすリハビリが重要になる。痛みがひどいときには肩の関節内注射(ヒアルロン酸注射など)も効果的だ。
「週2、3回のリハビリをしっかり続ければ、肩なら1か月で成果が出ます。通院できない患者さんには、自宅でできる簡単な肩の運動も教えています。回復が頭打ちになることもありますが、気長にリハビリすることも大切です」
どうしても痛みが取れない場合は、マツダ病院を紹介することもある。
電気治療だけでなく、なるべく人間の手を使ったリハビリを重視。理学療法士が患者とのコミュニケーションを大事にしていることも同院の特徴だ。
「世間話を含めていろいろな話をしながら、同時に生活指導も行っています」
また、スタッフは女性が多く、柔らかい雰囲気がとてもにじみ出ている。

周辺に関節リウマチを扱うほかのクリニックがあまりないため、同院では力を入れている。
「関節リウマチは、何よりも早めに見つけて早めに治療することが大切です。痛みがなくなっても薬が切れるとまた痛みが出てきますので、薬を継続してもらいながら痛みを和らげていくことに努めたいと思っています」
近くのクリニックからの紹介や患者同士の口コミなどによって、同院を受診するリウマチ患者は多い。
カルシウムやコラーゲンなどが減り、骨密度が低くなって脆くなることで、骨折しやすくなる骨粗しょう症も現在増えている。予防の意味も含めて超音波や血液による骨粗しょう症の検査にも積極的だ。
「当院は、何でも診るという取り組み姿勢です。加齢による腰、肩、膝などの痛みはもちろん、関節リウマチも診療範囲です。神経根ブロックや硬膜外ブロックなどの注射まで積極的に取り入れているクリニックは、開業医としてはそんなに多くはないのではないでしょうか。一般的には局所注射レベルが多いですが、適切な注射が何より必要です」
同院を訪れる患者は安佐北区が中心だが、北広島町や安芸高田市のほか、安佐南区八木地区などからも来院し、車を利用した周辺地域の患者が増えている。

「診断のときにたとえ分からないことがあっても、分からないなりに何とかして痛みを取ってあげることが治療方針です。脊椎などの疾患では、MRIでも診断がつかないこともありますが、そんなときでもこれまでの経験を基に、ブロック注射などあらゆる方法で痛みを取ってあげたいと思っています」
開業医の使命として、何とかして痛みを取ってあげることを肝に銘じている。
院長の手が空いているときには、いつでも話に来てほしいと呼びかけている。また、ただ診察室に座っているだけでなく、院長の方から能動的に患者に接することを心がけている。
「世間話でも何でも良いですから」。そのために、診察室の扉は診察中以外は開けたままにしてあり、時には「先生」と声をかけながら患者が診察室に入ってくることもあるという。また、患者がリハビリ室に行く際にはできる限り声をかけるようにしている。
「大きな病院はとかく待ち時間が長く、診察時間が少なかったりしますが、町のクリニックはお互いの顔が見えることが大切です」
お互いの距離が縮んで、病気の話だけでなく家族のことについても話すようになった。
当初は診察開始は午前8時半からだったが、患者のニーズに応えて午前8時にした。それでも開始時間より早く、玄関で待っている患者もいるという。また診療時間以外でも、24時間いつでも携帯で連絡が取れるようにしている。
「町のクリニックは、常に患者さんに寄り添うことに意味があります」
時には市内中心部から車を飛ばしてクリニックまで舞い戻り、応急処置をすることも。
「夜間救急より近くのクリニックを望んでいるのでしょう。そんな期待に応えてあげたいです」

リハビリ用の運動機器より、むしろ理学療法士などの人間の手による治療に力を入れている。頻度は多くはないが、鍼灸師による鍼治療も行っている。
ほかの総合病院で手術しても、リハビリは同院でという患者も多い。
「とにかくこの地域の患者さんは全員診たいと思っています。今はまだ実現できていませんが、介護保険による通所リハビリや訪問リハビリにも今後取り組みたいと考えています。さらに理学療法士の人数が必要ですが、これからの超高齢社会を考えると、もっとニーズが高まって必要に迫られるはずです」
死ぬまで診てほしいという患者も多く、地域性を考えるとやはり対象は若者よりも高齢者になる。近隣地区だけでなく、北部地域も含めた高齢者が少しでも元気に、そして有意義な生活を送ってもらいたいと考えている。
高齢者に症状を伝えるため、億劫にならずに敢えて何度も説明している。根気強く何度も話し、「前回言ったじゃないですか」とは決して口にしない。以前撮影したX線画像なども見せながら、視覚でも訴えて丁寧に説明する。
「いかにも先生然としたり威張るのではなく、細かいことにも融通をきかせることにこだわっています」
例えば、手術や診療のために安佐市民病院に紹介をした際などには患者本人の携帯番号を聞いておいて、安佐市民病院から通知があれば「連絡があったから行ってくださいね」と声をかける。「動けなかったら電話してくださいね」と待合室に張り紙をしたり、往診に関してもいつでも行く準備と心構えがある。往診を頼まれる件数は少なくなったが、依頼があれば急行している。このような姿勢が本来の開業医であり、かかりつけクリニックであると考えている。
今は手術そのものへのこだわりはないが、医療についての知識を維持するための勉強は続けている。そうすることで的確な診断に結び付くからだ。
「今後も地域に根ざした医療を続けていきたいです」と院長は力強く語る。

山嵜 彩 院長

やまさき・あきら

経 歴

1990年順天堂大学医学部卒業後、広島三菱病院、庄原市西城市民病院(旧西城町立病院)を経て、安佐市民病院整形外科副部長、安芸太田病院(旧加計町立病院)整形外科部長、マツダ病院勤務
2005年4月やまさき整形外科開業

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