医者選び広島 クリニックサーチ

小園内科・循環器科 (医療法人)

基礎研究に基づく高血圧治療への深い造詣

・高血圧診断・治療のスペシャリスト
・患者に合わせた薬剤の選択
・ていねいな問診と細やかな説明
・患者の立場で考えるインフォームドコンセント

クリニック・医院情報

住所 三原市城町2-2-1 第二勝原ビル2F
TEL 0848-62-7525
ホームページ https://www.ozono-naika.com/
駐車場 2台 ※JR高架下 三原シティホテル駐車場(計12台)使用可、イオン駐車場も使用可

診療時間

診療時間
9:00~13:00 休診
15:00~18:00 休診 休診 休診

*祝日は休診

診療案内

診療科目 診療・検査内容
循環器科 心エコー、頸動脈エコー、ホルター心電図、PWV(血管年齢)、心電図、胸部X線
呼吸器科 スパイログラフィー、睡眠時無呼吸検査、胸部X線
内科 腹部エコーなど
紹介写真1
紹介写真2
紹介写真4

アクセス

詳細情報

以下のページから、さらにくわしい診療内容などがわかります!

医療法人 小園内科・循環器科 | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
基礎研究に基づく高血圧治療への深い造詣
小園内科・循環器科
小園 亮次 院長

特  色

高血圧診断・治療のスペシャリスト
患者に合わせた薬剤の選択
ていねいな問診と細やかな説明
患者の立場で考えるインフォームドコンセント

小園院長は高血圧研究の専門家として知られ、日本高血圧学会の評議員を務める。
そのため、高血圧をはじめ、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病のコントロールを必要とする患者が多い。
加えて、胸が痛い、息が苦しい、動悸といった症状の不整脈や狭心症などの胸部疾患も専門領域としている。
そのほか、風邪や気管支炎・腹痛などの一般内科にも対応。
さまざまな健康問題に対応し、専門外でも紹介の窓口となって親身に対応する。

高血圧をはじめとする生活習慣病を抱える患者は無症状であるケースが多い。
院長は、「無症状だからこそ、ご自身の体の状態に対して、きちんと理解しておくことが大切」という思いから、今後起こりうるリスクや薬の服用の仕方、日常生活における注意点などを具体的に理解してもらえるように話すという。
そのため、「まずは、患者さんがどのようなことにお困りかを注意深く聞くことから診療を始めています」と語る。
加えて、「心臓の病気は病歴しか頼りがない。問診の質で治療の可否が決まってしまう」そうで、問診を重要視している。
胸の痛くなり方はもとより、何をしていたら痛くなったのか、どのくらい痛いか、坂道を上ったときか、階段を上がったときか、どれくらい動いたら痛みが出たかなど、「患者さんの生活状況に合わせて事細かに聞きます」とのこと。
心臓疾患を患っていて胸が痛いと訴える人は少数で、患部とは違う部位が痛む「関連痛」は珍しくないという。
さらに、「たとえば、狭心症はずっと痛いわけではないし、不整脈は病院に来た時は出ない人がほとんど」とのことで、患者の話すニュアンスや、言葉にしづらい思いを汲み取るなど、「循環器内科医の聞く技術」を駆使した上で、病状や治療における最重要点をピンポイントで患者に分かりやすく説明するのが院長の流儀だ。
その礎となるのが、採血や心電図、頸動脈エコー、胸部レントゲンといった検査。
血管、心臓、腎臓の傷み具合を評価し、専門医として、臓器障害と合併症の評価をしっかり行っている。

小園院長は広島大学で高血圧に関する研究で成果をあげ、現在も広島大臨床教授を兼任する高血圧診断・治療の第一人者。
そこで、高血圧患者が気になる降圧剤の影響や合併症の予防、減塩などについて話を伺った。

血圧は上が140㎜Hg、下が90㎜Hg以上の場合を高血圧という。
数値は、上だけ高い場合、下だけ高い場合も高血圧である。
血圧は高ければ高いほど、脳卒中や心筋梗塞といった血管合併症を発症する確率が増えることが分かっている。
ただし、血圧は身体活動や、精神状態などの影響を受けて刻々と変わるため、1回の測定で高血圧と判定することはない。
何度か異なる機会に測って、再現性をもって高い場合に高血圧と考える。
本当に高血圧かどうかを調べるためには、家庭血圧を1週間ほどつけてみるのが現実的だ。
日本高血圧学会は、朝晩2回測るのを勧めている。
朝は、朝食時など落ち着いた状態でテーブルに座って1~2回、夜は寝る前に1~2回測るのが良いそう。

血圧を下げる目的は、脳卒中や心筋梗塞などの血管合併症を防ぐため。
血管合併症は、高血圧が長年続いた結果、血管が傷んで起こるものだ。
毎日薬を飲んで血圧を下げておけば、脳卒中や心筋梗塞の発症率が下がることがはっきり証明されている。
「5年、10年先の血管合併症を予防すると思って薬を飲んでほしい」と院長は言う。
一時的に上がった血圧を応急的に下げることは、あまり重要ではないそう。
降圧の目安は、上の血圧も下の血圧もそれぞれ140㎜Hgと90㎜Hgを超えないこと。
忘れてはいけないのは、糖尿病や高脂血症も同じように血管合併症を引き起こす要因。
高血圧と併せて治療することが望ましい。

塩分の過剰摂取が高血圧の原因の一つである。
日本人は世界の中でも食塩摂取量が多いことで知られ、1日平均摂取量は11g。
日本高血圧学会の推奨値は1日6gだが、食塩の必要量は世間で信じられているよりはるかに少なく、2~3gでも全く支障はない。
減塩だけでなく肥満の解消、定期的な運動は血圧を下げる効果があるという。
こういった生活習慣の改善は高血圧治療の基本であり、それだけで血圧が下がってしまう人もいるそう。
ただ、減塩というは易いが、実際どうすればよいのか、患者がとまどうことが多いのが現状である。
広島大学で食塩と血圧の研究をしていた小園院長は、なんとかこの現状を打開しなければと語る。
「まず、自分がどれほどの食塩を摂取しているのか把握することから始めたい」と、同院では尿から食塩摂取量を推定する方法を減塩の指導に利用している。

生活習慣の改善で血圧が正常になる人もいるのも事実だが、これだけでは十分血圧が下がらない人が多いのが現実。
しかも、血圧の薬の効き目は短く、薬をやめると血圧は戻ってしまう。
結局、一生治療しないといけないというのはウソではない。
ただ、血圧の薬はその実際の効果と副作用を何年も費やして確かめなければ発売されることがなく、発売後も世界中で使用されるため、その安全性は特に注視にさらされている。
つまり、降圧薬は一般に安全性が高いといえる。
また「いったん飲み始めると中止できないのでは?」といった不安も多い。
しかし「一部の高リスク患者さんでは服薬の急な中止が危険なケースもあるが、実は大半の患者さんは薬を止めても急激に何らかの症状が出ることはない」という。
「高血圧の悪影響は長期間に渡って進行するので、治療は、血圧を下げた状態をいかに長期間維持するかにかかっている。つまり、降圧剤は続けることで効果がある」と加える。
降圧剤の副作用は、たとえば「足がむくむ」とか「脈が速くなる」あるいは、「遅くなる」「尿量が増える」などで、そのほとんどが実は予測可能である。
「だから、患者さん一人ひとりの反応を見ながら、ご本人が快適に薬を服用していけるよう治療する。降圧剤はそれぞれの特徴を考慮して選択。1960年代からの多くの研究で、副作用を加味しても薬を服用した方が明らかに死亡率が下がることが証明されている。副作用を恐れるよりも、放っておく危険性を認識してもらいたい」と、小園院長は注意喚起する。

 
小園 亮次 院長

おぞの・りょうじ

経 歴

1961年広島市出身。
1967年から1973年まで広島県三原市で育つ。
1986年広島大学医学部卒業。広島大学病院、静岡県立総合病院、中国労災病院を経て、広島大学大学院へ
1994年米国ヴァージニア大へ留学後、1996年広島大学検査部で高血圧や食塩感受性、レニン-アンジオテンシン系、酸化ストレスなどの基礎研究に従事し、成果を上げる。
2003~2009年広島大学講師
現在、広島大学臨床教授、三原市医師会副会長

趣 味

音楽(最近ピアノをはじめた)
ボートでのクルージングなど

院長の横顔

「患者さんがなんでも気軽に相談できるよう、親身になって話を聞くことを大切にしている」という。
高血圧の基礎研究で成果を上げていた2007年、父・昇氏に代わり急遽、地域医療を担うことに。
研究者からの転身だったが、「患者さんに向き合い、病気の原因を突き止めて治療できることに、医者としてのやりがいを感じる」と話す。
プライベートでは3年ほど前からピアノを始めたそうで、「大胆にも知人のバンドに参加したりしている」とのこと。
また、休日には広島大のヨット部で鳴らした腕を生かし、ボートでクルージングを楽しむ。

患者さんへの
メッセージ

高血圧や糖尿病、高脂血症などの患者さんは、無症状の方が多いです。
ですから、何のために薬を服用しているのかとか、疾患としての重症度、どんなリスクがあるのかといった情報を、患者さん自身がきちんと理解できていないことがあります。
ご自身の病状や治療の意味を把握して、大きな疾患を予防するという意義を見出して、治療に臨んでいただきたいですね。
また、なかなか病院に足が向かないというお気持ちはよく分かりますが、発見が遅れるのが最も残念なことですから、心配があれば検査しましょう。

掲載書籍の購入

迷ったときのかかりつけ医 広島
『 かかりつけ医シリーズ 3 内科 編 』

紹介された医療施設のより詳しい情報を掲載
「Amazon.co.jp」より購入できます

購入はこちら
このページの上へ