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広島県高次脳機能センター (広島県立障害者リハビリテーションセンター)

高次脳機能障害者を医療から福祉へ 〜社会復帰までサポート〜

高次脳機能障害者の診療(診断・評価)やリハビリテーション、社会復帰への支援を一貫して行っている、広島県の高次脳機能障害者の支援拠点施設。専門スタッフによる治療プログラムを提供しており、 脳の障害による後遺症などに苦しむ患者のサポート を行っています。ここでは、同センターの概要や診療の特徴などを、近藤センター長の横顔などとともにご紹介します。

クリニック・医院情報

住所 東広島市西条町田口 295-3 (広島県立障害者リハビリテーションセンター内)
TEL 082-425-1455(代表)
ホームページ https://www.rehab-hiroshima.org/kojino/
駐車場

127台

診療時間

診療時間
9:00~12:00 休診 休診
13:00~13:30 休診 休診

*祝日は休診 *完全予約制 *受付時間/月~金・9:00~17:00(専門のコーディネーターが対応)

診療案内

診療科目 診療・検査内容
高次脳機能科・
脳神経内科・
リハビリテーション科
高次脳機能障害の診断(画像診断、神経心理学的検査など)
医学的リハビリテーションの実施(個別プログラム、グループプログラム)
広島県内の支援拠点として、社会復帰や地域生活支援への移行などをサポート
紹介写真1
紹介写真3
紹介写真4

アクセス

詳細情報

以下のページから、さらにくわしい診療内容などがわかります!

広島県高次脳機能センター | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
高次脳機能障害者を医療から福祉へ
~社会復帰までサポート~
広島県高次脳機能センター
近藤 啓太 センター長

特  色

高次脳機能障害者の診療(診断・評価)やリハビリテーション、社会復帰への支援を一貫して行っている、広島県の高次脳機能障害者の支援拠点施設。
専門スタッフによる治療プログラムを提供しており、脳の障害による後遺症などに苦しむ患者のサポートを行っています。
ここでは、同センターの概要や診療の特徴などを、近藤センター長の横顔などとともにご紹介します。

同センターは2006年に開設され、高次脳機能障害の「評価・診断」「リハビリテーション(以下、リハビリ)」「社会復帰」までの一貫した支援体制を整備している。
個別作業療法・言語療法・心理療法をはじめとして、高次脳機能障害に特化したプログラム作成を専門スタッフのもとで行っている。
また、県内各地にある地域支援センターや福祉事業所などと緊密に連携を取りながら、利用者の生活支援に尽力している。
県内はもとより、受診者の2割以上が他県からの患者。
2015年に新しい病棟が開設され、ベッド数が20→40に増床、入院まで3~4か月あった待機期間も解消されている。

「脳に障害を持つ患者さんとそのご家族が、安心して生活できる社会の実現をめざしたいです」。
高次脳機能障害の患者の障害軽減と生活自立能力の向上をめざして、より一層の施設の充実と地域支援拠点との連携強化を図っている。

高次脳機能障害とは、病気や事故によって脳に損傷を受け、その脳の損傷が原因で、認知機能や情動機能に脱落症状が残存し、そのために日常生活や社会生活に制約がある場合をいう。
高次脳機能障害の主な症状としては、記憶障害・注意障害・遂行機能障害・社会的行動障害があげられる。
これらの症状は、脳の損傷部位に応じてさまざまなパターンで生じ、日常生活や社会生活を送る上でハンディキャップとなる。
重症度によって、日常生活全般に介護が必要となる場合もあれば、社会復帰を達成できる場合までさまざまである。
高次脳機能障害は「脳機能低下による判断力・理解力の障害」であるが、外見からはその障害があることは分かりにくく、「見えない障害」と表現されることもある。
また、障害を持つ当事者自体も自分の障害に気付きにくいという特徴があるため、当事者自らが他者に適切に援助を求めることの難しさもある。
そのため、日常場面や社会生活上で適切な支援を受けにくい障害であることが、高次脳機能障害の特徴である。
同センターでは、このような分かりにくい障害を適切に評価・診断し、適切な支援が受けられるように、患者や家族などの支援者にリハビリ・指導し、地域で安心した生活を送ることができるようサポートしている。

高次脳機能障害の診断・評価には 1. 脳画像検査での損傷部位の確認、2. 神経心理学的検査、3. 行動観察などが重要。
行動観察では、家族からの日頃の生活状況の情報も非常に大切である。
初診では、交通事故・転落などの外傷性脳損傷が4割、脳出血・脳梗塞などの脳血管障害4割、それ以外が2割。高次脳機能障害となる場合の医療的な流れは、広島県では「急性期病院(救急病院)→リハビリ病院(回復期)→高次脳機能センター→生活期・社会復帰」となる。
同センターの役割として、回復期リハビリ病院での入院リハビリ(最長6か月まで)が終了した後も、生活復帰・社会復帰のために医療的にリハビリが必要な場合に患者を受け入れ、入院や外来でのリハビリを実施している。
生活復帰・社会復帰のためには、医療的なリハビリから地域の福祉機関への、緊密な連携の上での橋渡しが重要である。
同センターでは、年間約100人の新患を受け入れており、リハビリ・生活支援・社会復帰支援などを行っている。

同センターの患者はリハビリ病院(回復期)からの紹介で訪れる人が多い。
社会復帰をめざすために通う患者の年齢層は40~50歳代が多く、回復期リハビリの70歳代と比べても圧倒的に若い。
同センターでは認知リハビリ(認知機能面の回復をめざす)に力を入れている。
リハビリは「機能回復」と「代償手段の獲得」に大きく分かれる。
機能回復には認知訓練(記憶力・集中力・注意力を高める)と薬物療法があり、代償手段の獲得ではメモリーノート(記憶ノート)やホワイトボードを使いこなすことが重要になる。
枠組みに沿った規則正しい生活が高次脳機能障害を持つ患者には大切で、メモリーノートに時間軸に沿ってスケジュールを書き入れ、終わるとチェックを行うなどの習慣づけの訓練を行う。
個別訓練のほかに、グループ訓練も実施している。
グループ訓練には、他者との交流の場、役割をこなす場、自己表現の場、他者のペースに合わせたり、グループの雰囲気に合わせたりする場などの目的がある。
共通の悩みや趣味を持った仲間作りとしての効果もある。
リハビリによって9人が復職、25人が新しい職に就いた(2018年度)。

近藤 啓太 センター長

こんどう・けいた

経 歴

1976年広島市生まれ
2001年広島大学医学部卒業
東広島医療センター、広島市民病院、広島大学病院脳神経内科を経て
2007年広島県高次脳機能センター着任
2011年副センター長
2016年より現職
広島県自立支援協議会委員、広島県高次脳機能障害連絡協議会副会長。
高次脳機能障害家族会シェイキングハンズ顧問

趣味・家族

カープ観戦(主にテレビ、ラジオ)、釣り
妻と子ども3人

モットー

人のやらないことをする
“We are men for others”

センター長の横顔

物心つく前から人体図鑑ばかり眺めている子どもだった。
「人の役に立つ仕事をしたい」との思いもあり、自然と医師を志すように。
脳神経内科を選んだのは、「人のやらないことをする」というモットーとも関連するが、医学部生同期の中でもめざす人が少なかったからだという。
もちろん、脳や神経に関する難解な世界に興味を持ったことが一番の理由である。
初めて同センターに赴任したとき、救急病院で治療した後の患者に接して、「これほど困っているのか」という重大な事実を、身を持って体験した。

センター長からの
メッセージ

高次脳機能障害のために生活や仕事が難しくなっていることがあると思います。
そんな方々が生活しやすくなるようにサポートをしますので、できることを少しずつこなしていきましょう。
交通事故などに遭ったり脳卒中で倒れたりして、一見すると症状が軽そうでも、社会復帰をした後に物忘れや疲れやすいなどの症状で、高次脳機能障害に気付く場合もあります。
おかしいと思ったら、まずはお近くの専門医にご相談ください。

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