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瀬野川病院 KONUMA記念依存とこころの研究所 (医療法人 せのがわ)

依存症・急性期を中心とした精神科医療のパイオニア

・広島県の依存症および精神科救急の治療拠点機関に認定
・365日24時間の救急対応
・敷地内にデイケア施設や在宅支援の拠点

クリニック・医院情報

住所 広島市安芸区中野東4-11-13
TEL 082-892-1055
ホームページ https://senogawa.jp/senogawa/
駐車場

約30台

診療時間

診療時間
9:00~診察終了まで 休診

*受付時間/8:30~11:30 *外来は予約制
*救急は365日24時間受付(電話連絡要)

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アクセス

詳細情報

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瀬野川病院 KONUMA記念 依存とこころの研究所 | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
依存症・急性期を中心とした精神科医療のパイオニア
瀬野川病院
KONUMA記念 依存とこころの研究所
加賀谷 有行 所長

特  色

広島県の依存症および精神科救急の治療拠点機関に認定
365日24時間の救急対応
敷地内にデイケア施設や在宅支援の拠点

昨今、社会問題となっている依存症(薬物、アルコール、ギャンブル、インターネットなど)の治療に早期から取り組み、県内の依存症治療の拠点機関に選定。
専門医と経験豊富なコメディカルのチーム医療により、依存症専門の治療プロジェクトで好成績を上げている。
365日24時間体制で重度症状の精神科急性期患者を受け入れ、統合失調症や躁うつ病、認知症など代表的な精神疾患の治療に実績を持ち、心に関するさまざまな病状に対応。
県・市の「精神科救急医療センター」に公的病院を含めて全国で4番目、民間病院では初の認定。

「いつでも、どこでも、だれでも」という基本理念のもと、精神科・心療内科だけでなく、内科・放射線科・歯科など幅広い診療科を標ぼうし、心と身体の総合治療を実施している。
患者の思いを共有する病院づくりをめざす。

依存症は、「いつでもやめられるだろう」「本人の意思次第」と簡単に考えられがちだが、実際は「周囲からの理解が得られにくい」「完治が難しい」など、専門的な治療が必要な病気である。
そのため、自分の力だけでは治療が難しいアルコールや薬物、ギャンブル、ネット・ゲームの依存症治療を担う、チーム医療による専門の治療プロジェクトを構築している。

アルコール依存症は脳の慢性疾患とされ、自分の意思だけで使用をコントロールできない状態をいう。
身体的・社会的な破綻をきたす可能性が大きく、進行性のため早期治療が大切で、回復を目標に院内一体の姿勢で取り組んでいる。
「外来通院では、精神科医師の診察を受けながら問題解決にあたります。断酒の継続だけでなく、減酒(少量の飲酒を認めて量を減らす)という方法も最近は実施されています。また、『通院』『抗酒剤の服用』『自助グループの実践』を柱に、訪問看護やデイケア施設の利用も提案しています。同じ問題を抱える仲間と参加する治療プログラムでは、集団精神療法や勉強会、院内自助グループ、軽スポーツ、料理教室などを実施しており、アルコールに代わる楽しみを見つけられると好評です」
入院治療では、特有の症状や疾患などに適切な治療を行い、落ち着いたタイミングで治療プログラムへの参加を促す。
アルコールへの考え方や過去の振り返りなどを個人面談するほか、外泊訓練の具体的な計画とともに検討している。

薬物依存症も、自分の意思では使用をコントロールできない精神医学的障害。
違法薬物への依存だけでなく、通常の処方箋薬を誤服用するケースもあり、法律や依存者の高齢化などにも深く関わる。また、再発患者も少なくない。
「当院では、外来通院・入院患者さんと一緒になり、薬物療法や認知行動療法(問題となる物事の受け取り方・考え方・捉え方などを変えていく)の両面から、一人ひとりに適切な治療を提供しています。薬物療法は、依存性薬物の渇望に伴う焦燥感、不安感、イライラ、抑うつ状態の軽減に効果的ですが、薬物依存症の治療は長期に及ぶことも多く、認知行動療法で薬物問題を整理し、生活の場で実践することが再発予防にもつながります」

ギャンブルやネット・ゲームへの依存も、幅広い世代の相談が増加中。
ギャンブル依存症は、借金などが原因で経済破綻につながり、家族や周りにも影響を与える。
ネット・ゲームへの依存は、若年層で顕著になっている。どちらも早期の相談や生活習慣の修正などが求められる。
外来通院では、他の依存症と同じくギャンブルやネット・ゲームをしない生活へ切り替え、その状態を継続することが大切。
公認心理師等のスタッフによる完全予約制での個別プログラム「SWITCH」や「SAT-G」、勉強会、集団活動にも取り組み、患者一人ひとりに向き合う治療を行っている。
ギャンブル、ネット・ゲーム依存症の相談では、サテライトクリニックの「よこがわ駅前クリニック」もアクセスの良さから多くの利用がある。

365日24時間体制で、救急・緊急を要する依存症や統合失調症などの患者を受け入れている。
事前の電話相談も受け付けており、救急車の搬入に至らないケースもある。
入院日より、医師・看護師・精神保健福祉士・心理士・作業療法士等から構成される治療チームで患者一人ひとりを支援し、超急性期から多職種によるきめ細やかな医療を展開している。
退院へ向けてのフォローアップも充実しており、急性期症状を脱した患者は、患者側のニーズに応じて集団または個別治療プログラムへ移行し、心理教育や就労支援など社会復帰の場を提供できるよう配慮している。
さらに、退院後の生活の包括的なサポートも実施しており、広島県・市認定の「精神科救急医療センター」として、地域の精神科救急医療拠点にふさわしい総合的な役割を担っている。

入院治療で、一旦は落ち着き自宅に退院しても、仲間づくりが苦手だったり支援の求め方がよく分からない患者が多く、その場合、退院後は自宅にひきこもる生活に戻り、病気の再発に至ってしまうことがよくあるため、それらを防ぐための取り組みを入院中から行っている。

「断酒会」「AA」「ダルク」など、地域の自助グループのメンバーと入院中から交流することで、入院中から退院後の生活をイメージできる場を用意している。
また、退院後に通所が見込まれる自助グループまで職員同伴で参加してもらうことで、入院中から地域の支援機関との関係づくりを推進している。

病院全体から希望者を募り、病院所有の農園で季節ごとの野菜を栽培する共同作業を通じて、退院後に体を動かす生活習慣につなげ、余暇活動のヒントにしてもらう。
プロジェクトは、看護師・作業療法士・臨床心理士・精神保健福祉士などで組織しており、集団活動の中でのコミュニケーションのアドバイスなども行っている。

就労移行支援は、お好み焼き屋の店舗業務、洗車・清掃業務による実践的な訓練を実施。
就労継続支援B型では、ゆっくりと一般就職をめざしたい人や、マイペースに生産活動に取り組みたい人に、ベーカリー(下写真)の店舗業務または農耕業務での訓練を実施している。
こうした患者の社会復帰や社会参加について、就労・就職まで支援している。

同院隣接のデイケアセンターは、患者の症状に合わせたサービスを提供する施設で、屋内活動施設(3つ)や屋外活動施設(2つ)を保有する。
精神科のデイナイトケア、デイケア、ショートケアに対応しており、重度認知症患者のデイケアに特化した施設では、次のステップ支援と病状・生活の安定を図り、地域とつながる環境づくりを目標にしている。
敷地周辺には、グループホームや共同住宅、就労支援施設も整備され、患者の社会生活全般に関わる理想を実践している。
訪問看護サービス(病気の治療を継続しながら地域生活が安定して送れるよう自宅を訪問)を広島市を中心に提供しており、また、呉市地域でも同サービスを提供し利用地域・対象者を広げている。
よこがわ駅前クリニックではデイケアを展開し、駅から徒歩5分のアクセスを生かした診療や、訪問看護、重度認知症患者のデイケアサービスを行っている。

加賀谷 有行 所長

かがや・ありゆき

経 歴

1961年広島市生まれ
博士(医学)
1987年広島大学医学部卒
国立精神・神経医療研究センターで学び
大学院生時に非常勤医師として瀬野川病院勤務
広島大学医学部(助手、講師)、広島国際大学(教授、学生部長)などを経て、2016年より現職

趣味・家族

散歩・散策
妻・息子・娘の4人家族

モットー

人生は、いかに自分が本ものでも先輩の引き・同僚の支え・後輩の押しがなければ、どうにもならないことを知らねばならない(西丸和義・広島大学初代生理学教授)

所長の横顔

子どものときに喘息で、夜間でも家へ来てくれた先生の存在が医療と関わるきっかけに。
小学生のときから読書家で、ネパールの医療貢献やシュバイツァーの伝記に感動し、進学後に医学部をめざす。
精神科を選択し、自ら命を絶った精神疾患患者と関わったとき、救えなかった後悔や生きていればどうだったかを思い、今でも心に残っている。
広島大学大学院や広島国際大学(医療福祉)で15年の指導者経験を経て、50歳代半ばで臨床に戻った。
大学時代(テニス部)に、同院内のテニスコートを借りていた縁もあって瀬野川病院へ。
臨床現場に立つ現在も、地域貢献を掲げる同院で患者との絆を育み続ける。

所長からの
メッセージ

精神疾患は、早期治療・再発防止が大切で、そのためには患者さんが安心して治療できる環境が必要です。
垣根がない・断らない雰囲気づくりを意識して、患者さんが望まれる治療を基本に、押し付けのない治療を心がけています。
ご家族からの相談にも応じていますので、患者さんを含めて安心感を持っていただき、一緒にこれからの治療や問題解決を考えていきましょう。

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