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高橋内科呼吸器クリニック (医療法人社団 誠風会)

独自の検査・診断法で、咳の治療に高い成果

・喀痰好酸球と呼気NOの検査の組み合わせに基づく、独自のハイブリッド診断法で成果を上げる
・薬剤の吸入方法も正しく指導
・咳せき治療で県内随一のクリニックをめざす

クリニック・医院情報

住所 広島市南区段原3-3-27
TEL 082-262-5200
ホームページ http://www.clinic-takahashi.com
駐車場 2台

診療時間

診療時間
9:00~13:00 休診
15:00~18:00 休診 休診 休診

*祝日は休診 *休日・夜間診療なし *臨時休診は基本的になし
*咳の初診受付は診療終了1時間前まで *診察予約制なし

診療案内

診療科目 診療・検査内容
呼吸器内科 呼吸器疾患、睡眠時無呼吸症候群、喀痰好酸球検査、呼気NO(一酸化窒素)検査、肺機能検査、胸部X線、簡易PSG検査
内科 一般内科、胃内視鏡検査
禁煙外来 呼気CO (一酸化炭素)検査
特記ポイント 喀痰好酸球検査と呼気NO検査を併用した診察で、確度の高い診断
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アクセス

詳細情報

以下のページから、さらにくわしい診療内容などがわかります!

医療法人社団 誠風会 高橋内科呼吸器クリニック | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
独自の検査・診断法で、咳の治療に高い成果
高橋内科呼吸器クリニック
高橋 淳 院長

特  色

喀痰好酸球と呼気NOの検査の組み合わせに基づく、
  独自のハイブリッド診断法で成果を上げる
薬剤の吸入方法も正しく指導
咳治療で県内随一のクリニックをめざす

長い咳に悩まされる患者は多く、気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)、睡眠時無呼吸症候群、マイコプラズマ肺炎など、呼吸器疾患の診療を主に行っている。
中でも長引く咳の診療には定評があり、呼気NO(一酸化窒素濃度)と喀痰の好酸球の検査を基に、迅速で確度の高い診断と早期治療を行う。
この組み合わせの診断法は、県内のほかの医療機関では行われておらず、人づてに評判を聞いたり同院のホームページを見たりして、県内各地から多くの患者が訪れる。
睡眠時無呼吸症候群の診断には、1時間に何回無呼吸や低呼吸があるかを測定する簡易PSG(睡眠ポリソムノグラフィー)検査を実施。
30~40人の患者が定期的に受診している。
また、内科全般の診療や胃の内視鏡検査、禁煙外来にも対応している。

「長引く咳で眠れず苦しんでいる患者さんを正確に診断して、分かりやすい説明を心がける。
そして適切な薬を処方し、来院されたその日のうちにしっかり眠らせてあげる」というのが、院長の理想とする診療だ。
当初は、診断に血液検査や胸部X線検査などを実施していたが、確定診断にいたることは少ないため、肺や気管支の状態を知る上で手がかりとなる痰の検査に力を入れている。
この検査では、院内に設けられた吸入ブースで採取した痰をスライドグラスに塗り、エオジノステインなどの染色液で染色、アレルギー性の疾患で多くなる好酸球や、感染症にみられる好中球や細菌を顕微鏡で観察する。
アレルギー性の炎症の確認には、呼気NO測定器も活用しており、2016年末からは「NIOX VERO」に更新している。
気管支喘息やCOPDの診断には、息を大きく吸い込んで力いっぱい吐き出したときの息の速度の最大値を測定するピークフローメーターを使用し、気管支の状態を診る。
喀痰採取や薬剤の吸入などは、吸入ブースで行う。
咳の治療は、薬剤を上手に吸入できるかどうかが鍵になるため、患者が自宅でも適切に吸入できるよう指導も行う。
スタッフは女性5人(医療スタッフ2人、看護師3人)。
3人の看護師は、喀痰の採取や2種類の検査、薬剤の吸入指導なども担っている。

風邪のあとや季節の変わり目などに、就寝時・深夜・早朝時で咳き込む状態が長く続くという人の多くは咳喘息の可能性がある。
呼吸困難や喘鳴などの症状が強い気管支喘息は早い段階で診断可能だが、咳喘息は診断がつきにくいという。
ここでは、確定診断にいたる流れと治療について話を伺った。

咳喘息は症状が軽く診断がつきにくいため、初診では1時間ほどかけて、以下の①~⑦の流れでじっくり診察する。
① 問診を行い、病歴や咳の状態を詳しく聞く。特に痰の色には注意を払う。
② 聴診器によるラ音の有無を確認する(ラ音とは、正常な呼吸音とは異なる〝ヒューヒュー〟という雑音。気管支喘息のときに聞かれる)。
③ 呼気NO(一酸化窒素)測定器を使い、ゆっくり10秒間息を吐いて呼気中のNOの値を計測する。気管や気管支に好酸球性の炎症が起きていればこの値が高くなる。値の上昇は気管支喘息や咳喘息でみられる。
④ 息を勢いよく吹いてピークフロー(呼気の最高流速)を測定し、気管支の直径を測る。ピークフロー値が標準より低いと、気管支が狭くなっていると分かり、気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の診断に役立つ。
⑤ 痰を採取するため、「気管支拡張薬0.2ml」「痰の切れを良くする去痰剤1.0ml」「液体の総量を増やすための生理食塩液2.0ml」の3種類を混ぜた薬剤を患者に吸入してもらう。
⑥ 採取された痰の色を肉眼で観察する一方、顕微鏡を使って染色した好酸球(アレルギー反応で増える)、好中球(感染症でみられる)、細菌(感染症の有無)を確認する。
⑦ 再びピークフロー検査を行い、⑤で用いた気管支拡張薬により、④の時点に比べて気道の広がりを比較。気管支喘息では気管支が狭まっている状態から12%以上広がる。

診察の流れの中で、必要があれば胸部レントゲン撮影などを行い、COPD(慢性閉塞性肺疾患)や肺炎などを診断。
気管支喘息や咳喘息、2つの中間に位置する軽い気管支喘息などが疑われる場合には、症状、ピークフロー、気管支拡張剤への反応と、好酸球と呼気MOの検査結果を分析し鑑別する。
その際、好酸球が多ければ気管支喘息の診断がつきやすい。
一般的に呼気NOの値は、気管や気管支のアレルギー性の炎症によって高くなるため、気管支喘息や咳喘息では上昇する。
目安となる値は、「治療していない気管支喘息/37以上」「咳喘息/平均25」「正常な場合/平均15」だが、「低い値でもアレルギー性の炎症がないとはいえません。そこを喀痰好酸球の検査で、漏れがないよう拾い上げていきます」と院長。
院長がこれまで扱った症例では、喀痰好酸球検査で好酸球性炎症が認められた患者のうち、NOの値が高く出た人が50%、低く出た人が50%近くいた。
呼気NOの値だけでは、確実な診断ができずに治療が長引き、軽い咳喘息が重症化する可能性もある。
そのため、2つの検査を組み合わせて分析する確実性の高い診断法で、喘息のタイプや度合いを見極める。
患者には好酸球の顕微鏡画像を見せて、症状を分かりやすく説明している。

治療は、アレルギー性(好酸球性)の炎症であるむず痒さを抑える吸入ステロイドと、長時間作用型の気管支拡張薬を合わせた吸入薬を2週間分処方して様子を見る。 どのタイプの喘息にも基本的には同じ種類の薬剤を使うが、作用の強弱や量の加減など、その処方には長年の治療経験を生かしている。
効き目の高い吸入薬を処方しても、それを正しく吸入できるかどうかで治療効果が左右される。 そのため、「薬を口から吸いこんで、3秒以上息を止め、鼻から息を出す」という基本的な吸入方法を看護師が指導している。
治療は喘息では3年、咳喘息では最低3か月続ける。 咳喘息は治療を終えても、咳が出やすくなる季節と風邪を引いたときには、吸入薬の再開が必要だという。
気管支喘息も咳喘息も風邪をきっかけに悪くなることが多く、その場合は風邪の治療も合わせて必要だという。 喫煙は気管支喘息や咳喘息に良いはずがないので、禁煙を推奨している。

 
高橋 淳 院長

たかはし・じゅん

経 歴

1958年三次市甲奴町出身
1983年東邦大学医学部卒業
広島大学で研修後、吉島病院、広島大学医学部第二内科、マツダ病院呼吸器内科勤務を経て、1996年高橋内科呼吸器クリニック開業
以来、慢性の咳の治療に取り組み、診断の根拠を得るために喀痰好酸球の検査を行ってきた。この検査はマツダ病院の勤務医時代から行っているが、少し手間がかかるため医療機関では敬遠されがち。しかし高橋院長は、2013年から保険適用となった呼気NO検査と組み合わせて分析するという独自の方法で診断の確度を上げている。また、同院は広島大学の学生の実習を受け入れており、院長は広島大学臨床教授として指導にあたっている。

趣味・家族

ゴルフが趣味。
妻と2人の子ども、愛犬1匹

モットー

継続は力なり

院長の横顔

高校時代に友人が交通事故に遭い、外傷はそれほどでもなかったのに亡くなったことにショックを受けた。
そんな体験から人体の仕組みについて勉強したいと思うようになり、医師を志した。
呼吸器を専門にしたのは、地元の広島大学で研修医をしていたころ、呼吸器を専攻している先輩から勧められたのがきっかけ。
以来、勤務医時代を通じて、軽度から重度までの気管支喘息やCOPDなど呼吸器疾患の診療にあたってきた。
開業後は長引く咳で来院する多くの患者の診療を手がけ、県内随一の咳クリニックをめざして、迅速な確定診断による早期治療に尽力している。

患者さんへの
メッセージ

風邪を引いたあとや季節の変わり目に咳が長引いたり、就寝時・深夜・早朝などに咳き込んで目が覚めることが多い慢性の咳は、一般内科ではなかなか診断がつきません。
ぜひ一度、呼吸器内科を受診することをお勧めします。

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