医者選び広島 クリニックサーチ

榎木内科・循環器科医院 (医療法人)

高血圧などの循環器系に精通し、訪問診療にも尽力

・循環器系(特に高血圧や狭心症)の診療に経験豊富
・糖尿病などの慢性疾患の治療にも定評
・訪問診療にも積極的に取り組む

クリニック・医院情報

住所 広島市中区江波南1-39-9
TEL 082-291-8101
ホームページ http://enoki-iin.webmedipr.jp/
駐車場 2台

診療時間

診療時間
9:00~13:00 休診
13:00~15:00 訪問診療・往診(土日も可)
15:00~18:00 休診 休診

*祝日は休診 *訪問診療・往診は毎日可能(月曜〜金曜18:00以降、土曜13:00以降)

診療案内

診療科目 診療・検査内容
循環器内科 問診・身体診察、心エコー※(※必要に応じて)、負荷心電図、24時間心電図、PWV(脈波伝播速度)、頸動脈エコー検査
呼吸器内科 胸部X―P、肺機能検査など
消化器内科 腹部エコー、胃カメラ、腹部X-P
感染症内科 画像検査、血液培養など※(※必要に応じて)
内科一般 診断に結び付く各種検査・治療

ワンポイント解説

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紹介写真2
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アクセス

詳細情報

以下のページから、さらにくわしい診療内容などがわかります!

榎木内科・循環器科医院 | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
高血圧などの循環器系に精通し、訪問診療にも尽力
榎木内科・循環器科医院
榎木 俊彦 院長

特  色

循環器系(特に高血圧や狭心症)の診療に経験豊富
糖尿病などの慢性疾患の治療にも定評
訪問診療にも積極的に取り組む

高血圧、狭心症、不整脈、心不全を含む循環器疾患を専門にしているが内科全般に対する知識も豊富で、必要に応じて幅広い検査を行っている。
主なものとしては、超音波(心臓、腹部、頸動脈)、胃カメラ、運動負荷心電図、動脈硬化検査(脈派伝播速度)、肺機能検査、骨粗しょう症検査などである。
また、在宅診療を重要な診療科と捉え、開院以来約25年、13~15時と18時以降で時間の許す限り訪問診療を行っている。
これまでに1500人を超える患者を診てきた中で、「在宅の患者が生きがいを持てるように診療することが大切」と考えている。
訪問診療で多いのは、脳梗塞の後遺症、認知症、心不全などで、認知症の患者も在宅を含めて数多く診療している。
80~90歳代の高齢患者が多く、目線を下げて親近感を持って接するように心がけている。

「患者の話を親身に聞き、丁寧に診療すること」がモットー。
また、スタッフ一同も患者に対して親切に対応することを心がけている。
循環器はもちろん、内科全般の豊富な知識を生かして、患者に信頼される医療を提供している。
特に力を入れているのが、問診と身体診察。 最近では、年齢の若い医師や循環器や呼吸器を専門にしている医師の中にも、身体診察や特に聴打診などの診察の基本を疎かにする傾向があるという。
患者の顔を見るよりも、電子カルテなどに向かう時間の方が長く、画像ばかりに目をやっているという。
きわめて危惧される状態である。
院長は開院以来、患者に対して一度も怒ったことがないという。
また、どんなに忙しくても患者の顔を見ると疲れが取れ、逆に訪れる患者が少ない方がしんどさを感じるという。
患者と接する時間は、在宅での診療の方がどうしても長くなる。
看護師と一緒に訪問する時が多く、外来の患者が途切れると訪問診療に出かけることが多い。 日中は江波、舟入、観音、己斐方面が中心だが、夜間には佐伯区など少し遠方まで出かけている。
訪問診療は、診療・診察の基本と考えているのである。

高血圧をはじめ、狭心症や心不全などの血管に関する疾患は、昨今の食習慣の変化などで多くの人が罹患する恐れがある。
今回は、血管疾患の代表的な閉塞性動脈硬化症(ASO)について詳しく伺った。

閉塞性動脈硬化症(ASO)は、動脈硬化を基盤とした末梢の動脈硬化性疾患(PAD)のことである。
60歳以上の男性に多くみられるのが特徴。
PADの中には、末梢動脈の内膜の炎症により狭窄をきたす「バージャー病」と呼ばれる病気もあるが、最近ではバージャー病にかかる患者は少ない。
動脈硬化とは、末梢の組織などへ体に必要なもの(酸素など)を送る動脈の内膜に、LDL(悪玉)コレステロールが沈着し、内膜の肥厚性病変(プラーク)を形成した病態のことである。
ASO(PAD)は近年、増加傾向にあり、予後が非常に悪い点が問題となっている。
病状の程度にもよるが、5年間で30~44%程度の患者が死亡するいうデータもあり、その主な原因は心臓などの血管の病気によるものである。

ASO(PAD)の危険因子には、加齢、喫煙、高血圧、脂質(主にLDLコレステロール)異常、肥満などがあり、虚血性疾患(狭心症など)、脳血管障害、慢性腎臓病などを合併することも多い。 したがって、単に末梢の血管の病気ではなく、全身の血管の病気として捉えることが重要である。
ASO(PAD)の症状はフォンテインの重要度分類が有名で、次のように分類される。
「Ⅰ度/冷感・しびれ感」「Ⅱa度/軽度の間欠性跛行」「Ⅱb度/中、高度の間欠性跛行」「Ⅲ度/安静時の疼痛」「Ⅳ度/潰瘍、壊疽を形成」
院長は患者の話を聞きながら、次のことに注意して視診や触診を行っている。
皮膚温の低下、痩せ具合、爪変形あるいは発育障害、脱毛皮膚の色調(蒼白、チアノーゼ)、浮腫(むくみや腫れ)、足趾(足の指)などのびらん、潰瘍、壊死、四肢の動脈の触知(触診して感知する)、下肢を持ち上げて色調が蒼白化するかどうか(下肢挙上試験)、などである。
これらを行って、ASO(PAD)の疑いが強いと判断した場合、「足関節上腕血圧比」という、足首と上腕の血圧を測定し、その比率(足首収縮期血圧÷上腕収縮期血圧)を計算した簡単で有用な検査が行われる。
閉塞(狭窄)している部位の局在診断のために、MRアンジオグラフィ、CT、血管造影などを行い、狭窄の程度や性状などを調べる。

前述によってASO(PAD)と確定診断された場合は治療の開始となる。
治療の目標は、症状の進行を抑え、なるべく症状を消失させることである。
そのためには、まず原疾患(糖尿病、高血圧、脂質の異常など)を持つ患者にはそのコントロールを行い、また禁煙は非常に重要である。
症状がⅠ~Ⅱ期度の患者には、積極的な運動が大切で、有酸素運動やレジスタンス運動の併用も有効とされ、血管の新生や内膜機能の改善、筋肉の代謝の改善などが得られる。 運動は1週間に3回以上、時間は30分以上行うことが勧められており、26週間以上行うと、その効果が大きいとされている。
*レジスタンス運動/筋肉に抵抗をかける動作をくり返し行う運動

前述の運動を行う場合は安全性や予後改善のため、適切な薬物療法が重要になる。 閉塞性動脈硬化症の治療薬は、抗血小板薬と呼ばれる薬剤を中心に、症状に応じて数種類を使い分ける。 抗血栓薬は、血栓(血液の塊)によって血管が詰まるのを防ぐ。 血管拡張薬は、血管を広げて血液が流れやすいようにする。
運動療法や薬物療法が見込めない場合には、動脈の中にカテーテルを入れて、狭窄部位を風船でふくらませてステントを入れる血管内治療や、血管が詰まった部分を回避するように人工血管や自身の静脈を使って新しい血液の通り道(バイパス)をつくる手術となる。
足の動脈に動脈硬化がある場合には、心臓や脳の血管にも動脈硬化による病変が起きていることが多い。
つまり、足の血管病が分かったら、足の動脈だけでなく、ほかの血管にも目を向けた治療や予防の必要がある。
「要は、ASO(PAD)かなと思ったら早めに内科を受診し、適切な治療を行うことが重要です」

榎木 俊彦 院長

えのき・としひこ

経 歴

1953年広島市中区生まれ
修道中学・高校を経て、1980年日本医科大学医学部卒業
広島大学病院第2内科入局、福島生協病院内科主任医長を経て、1992年榎木内科・循環器科医院院長就任

趣味・家族

ドライブと家族旅行 ・ 妻と子ども(男)2人

モットー

医師は一生勉強

院長の横顔

生まれたときから、父は地元で開業していて、よく夜中に電話がかかって往診していた。
そんな姿を見ながら、「自分も医師の道に進むのかな」と思っていた。
循環器の道に進んだのは、大学時代に循環器内科の教授の授業に魅了されたことが大きい。
広島大学時代にはカテーテル検査などを多く手がけ、臨床に力を入れた。
初任地の福島生協病院での仕事は貴重な体験となった。
この病院では指導医がいなかったため、ほぼ同年代の同僚と知恵を出し合い、また独学で循環器を中心に多く勉強し、貴重な症例を数多く経験。
「医者は一生勉強すべきもの」と思っている。
生半可な知識では患者のためにならないと考え、医学論文などを毎日1~2時間は読んで勉強している。

患者さんへの
メッセージ

悪性の病気であっても、初期にはほとんど自覚症状がありません。
そのため、健康診断を受けることや、または異常があれば早めの受診をお勧めします。
患者さん各々の病気に対して、きちんと計画を立てて、検査を含めて診療しています。
結果が良ければ一緒に喜び、つらいことがあれば寄り添うなど、患者さんとの“共有関係”を大切にしています。
患者さんのご家族を交えて、相談に乗っていきたいと思います。

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院長は循環器専門医として高血圧や心疾患、脳血管疾患などの診療に長け、豊富な知識と臨床経験を生かして、糖尿病や脂質異常症なども専門的な診療で対応している。
外来に加えて訪問診療にも長年取り組んでおり、患者の年代も20 ~ 90 歳代までと幅広い。
副院長も内科医として、週1~2日診療を行っている。
診療ポリシーは「患者さんやご家族の話をよく聞き、患者さんのための診療に生かす」こと。
問診を丁寧に行い、聴診、打診、触診などの身体診察を行うことを基本としている。
例えば、「聴診器で心臓の音を聞くと、弁の異常や不整脈、心不全やその兆候などが把握でき、触診で心臓肥大の有無なども分かります」。身体診察は、患者の反応を見ながら行うことができ、多くの情報が得られる、という。
同院には各種の検査機器も充実しているが、院長は画像や検査の数値だけで判断するのではなく、「まず、聴診や触診などを行います」と話す。
この身体診察には技術を要する。一朝一夕に身につくものではなく、「臨床経験と本人の努力、指導者の存在も大きいです」。
精密検査が必要となれば、広島市民病院や広島日赤病院、県立広島病院など、最新の検査機器や設備が整った病院へ紹介している。
また問題ないと診断した疾患でも、患者の不安を払拭できるならと、自院への再診や各科の専門医紹介することもいとわない。
診断結果については、患者が理解できるよう詳しく丁寧に説明している。

外来で多いのは高血圧や不整脈、糖尿病、脂質異常症など。患者は、口コミや院長がホームページから発信している循環器系疾患についての「お知らせ」を見て、遠方からも来院する。
高血圧は自覚症状のないことが多く、若い世代は健康診断の結果を受けて来院するケースが目立つ。
高齢になると糖尿病に高血圧が合併していることも多く、その場合、動脈硬化が進み脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まる。
そのため「何歳であろうと、高血圧の治療は必要です。90 歳代で薬をやめたら脳出血を起こした患者さんもいました。
食生活などの生活習慣の改善を説明し、身体活動(運動)も取り入れていただき、そして、患者さんに合った薬を使って、コントロールしていくことが大切です」 閉塞性動脈硬化症は高血圧や糖尿病、脂質異常症などに起因することが多いため、原因疾患の治療はもちろん、運動リハビリや薬物療法が効果的。
血管が詰まりそうな場合は総合病院でのカテーテル治療を選択するが、治療の際に使う造影剤は腎機能に影響を及ぼすため、「高齢の患者さんなどにはリスクがあります。何か変だなと思ったら、早めの受診をおすすめします」
高齢の患者は、骨や関節などの病気や、ぜんそく、白内障など、併存疾患を持っていることも多いため、薬の飲み合わせや処方薬の量の加減についても留意している。

30 年以上続けている訪問診療の対象は、認知症や脳卒中の後遺症、骨粗症などで外来受診が困難な患者や、総合病院で大きな手術を受け、帰宅後の診療を依頼された患者などで、80 歳代や90 歳代の患者が多い。
「積極的な治療をする場合とそれが困難な患者さんの場合、精神的・肉体的な苦痛や不安に寄り添い、そして、余命を全うする手助けをしたい」との思いで、医院の昼休みや夕方18 時以降、1日に十数人の患者を診療している。
近隣から五日市方面まで、聴診器や採血器具、血圧計などを携行して訪問。
「患者さんやご家族の意向を尊重しながら、じっくり丁寧に診療するよう心がけています」。家族に疲れが見える場合は、介護の検討や施設を探したりもする。
院長の訪問を心待ちにしている患者も多く、これまで何人もの患者の看取りも行ってきた。
訪問診療を始めたきっかけは、地域に根付き、訪問診療をしていた父の姿を見ていたから。
「これからも、患者さんやご家族に寄り添っていきたいと思います」

例えば脈が速いとか胸が痛いとか、他のどんな症状でも普段と違う体の症状や心配事があれば、いつでも相談してください。

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