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原田病院(医療法人 一陽会)

在宅血液透析やオーバーナイト透析に力を入れる

・CKD(慢性腎臓病)専門外来に尽力
・在宅血液透析やオーバーナイト透析も実施
・糖尿病内科の充実

クリニック・医院情報

住所 広島市佐伯区海老山町7-10
TEL 082-923-5161
ホームページ http://www.icy.or.jp/harada-hospital/
駐車場 75台

診療時間

診療時間
9:00~12:00 休診
16:00~18:00 休診

*祝日は休診 ※受付は8:30 〜

診療案内

診療科目 診療・検査内容
腎臓内科 人工透析、CKD(慢性腎臓病)専門外来、腹膜透析(PD)
糖尿病・代謝内科 糖尿病(1型・2型)、高脂血症、甲状腺疾患
消化器内科 胃内視鏡、大腸内視鏡

 

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アクセス

詳細情報

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医療法人 一陽会 原田病院 | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
在宅血液透析やオーバーナイト透析に力を入れる
医療法人 一陽会 原田病院
重本 憲一郎 院長

特  徴

CKD(慢性腎臓病)専門外来に尽力
在宅血液透析やオーバーナイト透析も実施
糖尿病内科の充実

軽度の尿異常から慢性腎不全まで、透析療法を含めた適切な治療を患者と一緒に考えている。腎臓病は主にタンパク尿、血尿、むくみ、高血圧、尿量の変化などの症状がみられるが、自覚症状があまりないために、知らないうちに病状が悪化してしまう病気である。同院では、腎疾患の進行予防から人工透析まで、患者の病状に応じた最善の治療を提案している。

同院は、佐伯区のほぼ中央、JR五日市駅のすぐ南に立地しており、この地区の内科救急医療の中心的な役割を果たしている。誤嚥性肺炎など、高齢の救急患者
も積極的に受け入れている。近隣の診療所や介護施設からの紹介は、ベッドが空いている限り、100%受け入れる努力をしている。病院、診療所、さらに介護施設との連携を重視し、地域連携の役割が増している。
同院には透析ベッドが50床あり、現在、血液透析患者が125人、CAPD(腹膜透析)が25人となっている。透析患者のADL(日常生活動作)や予後の改善を目的に、2012年から在宅血液透析を開始し、さらには2016年7月からは、院内に泊まって透析する「オーバーナイト透析」も開始した。
在宅血液透析は、血液透析装置一式を患者の自宅に設置し、患者自身が好きな時間に透析ができる治療法。しかも施設透析は月に14回までしか保険適用にならないが、在宅血液透析では毎日でも透析が可能である。現在は5人の患者が行っており、週に4~5回、一回当たり4~5時間の透析をしている。
また、オーバーナイト透析は仕事を持っている患者には好都合である。夕方までフルに働いて、いったん帰宅し夕食・入浴後に来院することができる。午後8時から10時に透析を開始し、翌朝の午前4時から6時までの8時間透析を週3回するため、十分な透析が可能で、血液データや全身状態が安定している。現在、10人の患者が行っているが、今後さらに普及すると思われる。
現在、透析医療で社会問題になっているのは、通院困難な透析患者が増えていることである。以前に比し、平均在院日数や看護必要度などの関係で長期入院が困難になっている。自宅退院が難しく通院困難な透析患者に対しては、自前の介護施設や近隣の病院・介護施設と連携して生活の場の提供にも力を入れている。

原田病院では、人工透析の治療に力を入れている。特にオーバーナイト透析のほかCKD(慢性腎臓病)専門外来も設置している。透析を中心にした腎臓病の治療について伺った。

同院ではあらゆる種類の人工透析を行っている。中でも特徴的なのがオーバーナイト透析である。オーバーナイト透析(深夜透析)とは、夜間の就寝時間を利用して透析を行うことだ。オーバーナイト透析のメリットは、生活リズムの改善と透析時間延長である。
これによって、家族との団欒や仕事面など患者自身の時間を有効に活用できる。また長時間透析(8時間)を行うことから、体内に溜まった老廃物を十分に除去することが可能である。時間延長により一般的な透析時間(4時間)に比べ生命予後の改善、血圧の安定、貧血などの透析患者特有の合併症の予防が期待できる。
1回あたりの透析時間が長い分だけ優れた効果を得ることができる。「透析患者さんが今よりももっと元気になり、より長生きができうる治療法として期待できる」という。
同院でのオーバーナイト透析の適応基準として、「本人に強い希望があること」「安定した透析が行えていること」「長時間透析を理解し、自己管理ができていること」がある。
実施日は月、水、金曜の週3回。就寝中に透析を行うため、スタッフの足音などで睡眠の妨げにならないよう、巡回は最低限にしている。また、安全対策として固定カメラを設置し、常時モニタで看視している。透析中の抜針事故・針先より血液漏れの早期発見のため、シャント穿刺部に漏血センサーを使用している。
全国的にも約4400施設が人工透析をしているが、このうちオーバーナイト透析を行っているのは約30施設で、全体の0・7%に過ぎない。中国四国地方でも、実施しているのは同院など広島県内の3施設だけである。

人工透析にならないためにも、腎臓病の早期発見、早期治療が何より大切である。同院では、2011年4月からCKD(慢性腎臓病)の専門外来を導入した。腎臓病の早期治療を推進し、末期腎不全だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞などの
心血管疾患を予防している。
CKDを見つけて治療することは、腎臓だけでなく、心臓や脳を守ることにもなる。また、心血管疾患を持つ患者の大多数に、腎機能の低下がみられることも分かってきた。最近では、肥満やメタボリックシンドロームの人が、CKDになりやすいといわれている。
腎臓の働き(腎機能)が正常より少し悪い状態(具体的には腎臓の働きが60%未満になった)や、腎機能は悪くなくてもタンパク尿が出ている状態が3か月以上続くとCKDと診断される。
現在、日本では20歳以上の8人に1人(1300万人)が、CKDであると考えられており、日本における「新たな国民病」といわれている。
このCKDは外来で行う血液検査や尿検査で比較的簡単に見つけることができる。腎臓は少し悪くなっただけでは自覚症状はなく、何らかの症状が現れてきたときには、かなり悪くなっている場合が多い。自覚症状のない初期の段階から診断し、早めに治療することで、末期腎不全にまで至らないようにすることが重要である。
腎臓病の重症度は、腎臓のはたらきの程度と、糖尿病や高血圧などの腎臓病の元になっている病気、尿たんぱくの状態を合わせて評価する。血清クレアチニン値、年齢、性別から「eGFR(推算糸球体ろ過量)」を算出し、腎機能の指標として使用。その数値によって、「生活改善」「食事療法・薬物療法」「透析の準備」と進んでいく。同院では週3日、午後からCKD専門外来を予約制で開設している。

同グループの特徴は、およそ35年以上も前から透析医療に携わっていること。この長い歴史の中で培った医療知識を最大限に発揮し、全ての患者に「安心できる透析ライフ」を提供できるよう、専門医療機関ならではの充実したサポート体制を整えている。
腎臓内科を軸とする3つのサテライトクリニック(一陽会クリニック・イーストクリニック・横川クリニック)は自宅からの通院透析が主体だが、在宅血液透析の選択も可能。万一、入院透析kが必要になった場合は、基幹病院である原田病院が即日対応している。
自宅からの通院が難しくなった場合には、同グループが擁するサービス付き高齢者向け住宅、介護付き有料老人ホームからの入所通院透析も可能。患者の健康状態やライフスタイルはもちろん、介助する家族の負担などに考慮した人口透析の場を用意している。また、医療ソーシャルワーカーが常駐する地域連携室も開設しており、さまざまな相談に応じている。

水入 苑生 顧問

みずいり・そのお

経 歴

1970年、東邦大学医学部卒業
大森病院に勤務、人工透析や腎移植にもかかわっていた
東邦大学腎臓内科教授を経て
2011年に原田病院に赴任

顧問の横顔

腎臓内科を志したのは、父が人工透析のあとに、腎不全で亡くなったことが一因という。

西澤 欣子 医局長

にしざわ・よしこ

経 歴

1994年、川崎医科大学卒業後
1996年に広島大学医学部第二内科腎臓グループ入局
吉田総合病院、土谷総合病院を経て
2001年から1年半、原田病院
その後、東京の規友会王子病院で腹膜透析などを学んで
2010年から再び、原田病院

医局長の横顔

原田知理事長の長女。
父の影響で腎臓内科に興味を持ち、跡を継いだ。

患者さんへの
メッセージ

慢性腎臓病治療への取り組みが提唱されていますが、まだ一般的には認知度が低い傾向にあります。佐伯区などの地域でも、慢性腎臓病管理の既往がなく、突然に慢性腎不全の診断を受け、透析導入となる患者がいまだに見受けられます。
まずは、定期検診を必ず受けることをおすすめします。地域住民の健康を守るために、積極的な介入が必要と考えて、近隣医療機関との病院ネットワークの構築も目指しています。

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