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河面内科医院

血糖スパイクの消滅をめざす糖尿病治療に尽力

・血糖スパイクの消滅をめざす糖尿病治療に尽力
・医療機器の活用で糖尿病の合併症を早期発見
・一般内科診療にも力を入れる

クリニック・医院情報

住所 広島市中区富士見町5-6
TEL 082-249-5456
ホームページ http://www.koumo.jp/
駐車場 2台

診療時間

診療時間
9:00~13:00 休診
15:00~18:00 休診 休診 休診

*祝日は休診

診療案内

診療科目 診療・検査内容
内科  風邪や消化器疾患などの一般内科診療、高齢者の低栄養改善の指導・教育
糖尿病・代謝内科 生活習慣病、高血圧、脂質異常症、抗尿酸血症などの検査・診療
特記ポイント 糖尿病の診療にも注力。管理栄養士が食事指導に当たる
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アクセス

詳細情報

以下のページから、さらにくわしい診療内容などがわかります!

河面内科医院 | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
血糖スパイクの消滅をめざす糖尿病治療に尽力
河面内科医院
河面 智之 院長

特  色

血糖スパイクの消滅をめざす糖尿病治療に尽力
医療機器の活用で糖尿病の合併症を早期発見
一般内科診療にも力を入れる
*血糖スパイク/食後の血糖値が、140mg/DLを超えて急に上がること

地域のかかりつけ医として一般内科診療を行うほか、往診や認知症患者などの在宅訪問診療や電話相談にも対応している。
重大な疾患が見つかれば、連携病院の専門科を紹介する一方で、病院での治療後に、症状が安定して退院後のフォローが必要な患者を受け入れている。
また、糖尿病・代謝内科を専門とする河面院長は、他院から糖尿病の疑いがあると紹介されてきた患者の診療にも積極的に取り組み、糖尿病腎症などの合併症の早期発見のための体制も整えている。
常駐している管理栄養士は、糖尿病患者の食事指導に当たるほか、外来患者に対して待合室で食事に関する相談にも応じている(木・土除く)。

院長は、5人のスタッフとともに「患者さんの訴えをじっくり聞き、一人ひとりに合わせた診療を行う」ことを心がけている。
セミナーなども開催し、最新の医療情報を取得する努力も怠らない。
専門とする糖尿病に関して、「合併症は、糖尿病を発症すると老化とともに必ず進行していきます。血糖コントロールを早期から行って、神経や網膜、腎臓、心臓、脳、大血管などに出る合併症の発症をできる限り先送りし、自分の寿命より先に延ばしてしまえば、五体満足で人生を最期まで笑って過ごすことができます。多くの患者さんにそういう人生を送っていただけるような医療をめざしたいです」という信念で患者に向き合っている。
また、末梢神経障害など、糖尿病と診断される前から発症しているケースも多い。
その場合でも、これからの医学の進歩で糖尿病が治る病気になる可能性もあるし、良い治療法が見つかる可能性もある。
その時のために、「早期発見・治療により、なるべく進行を遅らせることが大切」と患者に治療継続の重要性を説いている。
症状や合併症の有無を迅速に把握するために、さまざまな医療機器も活用している。
HbA1cや炎症反応を測定する装置、血圧や血管年齢を測定する装置をはじめ、血糖値を長時間の間隔で測定できる機器を使い、その変動幅を見て治療の効果を確認したり、血清タンパク質の一種であるシスタチンCや尿中の微量アルブミンを測って、早期の腎機能障害の発見に役立てている。
*HbA1c /ヘモグロビン・エーワンシー

現代人の慢性疾患となっている糖尿病。
ここでは、健康診断で血糖値が少し高いといわれて受診した患者の診療について話を伺った。

血糖値とは、血液中の糖(ブドウ糖=グルコース)濃度を示す値のことをいう。
食事をすると栄養素の一部が糖となり、小腸で吸収されて肝臓に蓄えられたあと、血液に乗って全身を巡り、脳や心臓、筋肉などのエネルギー源として細胞まで運ばれる。
このとき、膵臓から出るホルモンのインスリンが正常に働いて、スイッチの役目を果たすと、糖は速やかに細胞に取り込まれ、血液中の糖濃度は一定に保たれる。
しかし運動不足で筋肉が落ちたり、内臓脂肪型肥満や脂肪肝になると、インスリンの効きが悪くなり、通常より多くのインスリンが出るようになる。
それが続くと、膵臓が疲れて分泌が遅くなり、必要時に必要量のインスリンが出なくなって血液中に糖が溜まり、高血糖の状態になる。
糖尿病の診断基準では、食後2時間以内の血糖値が140未満は正常、140以上で糖尿病境界型、200以上で糖尿病型となる。
一方、空腹時血糖値は110未満が正常、110以上が境界型、126以上が糖尿病型。
ただ、空腹時血糖値が正常でも、食後血糖値が急激に高くなれば隠れ糖尿病(食後高血糖)の可能性があり、この状態は糖尿病初期にみられる。
この血糖値の上下をグラフに描くと、上がった部分はスパイク(棘)のように見えるため、血糖スパイクと呼ばれる。
この部分はインスリンの作用に問題があるため、血液中の糖濃度が高くなっていることを示す。
この状態では、血管壁に糖が付着して炎症が起こり、傷になって血管壁が厚く硬くなり、動脈硬化を起こすといわれる。
血糖スパイクが表れる状態が繰り返されると、動脈硬化が進行して脂質代謝異常とも相まって、脳や心臓の疾患も引き起こす。

初診では、①家族や血縁者に糖尿病患者がいるか、②病歴、③過去の運動歴と現在の運動習慣、④20歳頃と現在の体重、⑤食事時間、⑥飲酒の習慣や量、などについて詳しく問診を行う。
また必要に応じて、腹囲の計測やCT検査で内臓脂肪をチェック。
「インスリンが効きにくい体になっていないか」「膵臓が疲れていないか」などを探る。
インスリンの作用に問題があれば、血糖スパイクが出やすくなる。
さらに、採血や検尿で血糖値やHbA1c(血液中のヘモグロビンがブドウ糖と結合している割合。
この値が高いと血糖値も高く、過去1~2か月の血糖状態が確認可能)の値、尿糖の有無などを確認し、糖尿病か境界型かなどを総合的に診断する。

治療は、動脈硬化に影響するといわれる血糖スパイクをなくし、血糖変動をなだらかにする目的で行う。
まずは内臓脂肪を減らし筋肉量を増やして、エネルギーを消費しやすくインスリンが効きやすい体にするため、患者の年齢や生活環境、生活習慣を考慮しながら、食事療法や運動療法を行う。
食事療法は、院長の指示のもと管理栄養士が食事内容や食べ方などの栄養指導を行う。
運動療法は、患者の運動習慣の有無により異なるが、骨盤を意識した歩き方や歩く量、筋力トレーニングなどを指導する。
これらで効果が出なければ、薬物療法も実施。
薬には①インスリンの分泌を促し血糖値を下げる薬、②インスリンの効きを良くして、血糖値を上げにくくする薬、③食事で摂取した糖の吸収を遅らせて、血糖値を上げにくくする薬などがあるが、院長はまず②や③を選択。
食事療法や運動療法と合わせて、体内の根本原因の改善を図る。
加齢によって膵臓の機能が低下してくることも見越し、これらによって膵臓の働きを楽にすることも意図している。
患者には定期的な通院を促し、血糖変動を確認する。
「最近では、24時間持続血糖の測定により、血糖スパイクの有無や治療後の効果判定が容易にできるようになってきているので、血糖スパイクを消滅させるような治療をめざしています。治療で体質改善を図り、薬を服用しなくても良い状態にもっていける人も、少数ですがいらっしゃいます」
高血糖の状態が続くと動脈硬化が進み、心臓や脳の疾患のほか、末梢神経障害や網膜症、腎症などの合併症も出てくる。
そのため、医療機器を活用して腎機能や肝機能、脈波のチェックなどを適宜行い、それらの早期発見に努めている。
必要であれば早期から薬物治療を行うが、腎機能障害が進んで透析が必要と判断すれば腎臓専門科のある連携病院へ、網膜症が疑われれば連携している眼科へ紹介する。

河面 智之 院長

こうも・ともゆき

経 歴

1970年広島市中区出身
1996年順天堂大学医学部卒業後、広島大学病院内科、広島赤十字・原爆病院血液内科で研修
国立療養所柳井病院、安芸市民病院、広島大学病院分子内科学、JA広島総合病院、厚生堂長崎病院、一陽会原田病院、市立三次中央病院などを経て、2012年河面内科医院副院長
2015年院長就任

趣味・家族

ドライブ、写真(写真は主に人物・風景を撮影。医師会便りの表紙を飾ったことも)

モットー

いつも前向きに

院長の横顔

江戸時代から9~10代続く医師の家系で、呼吸器内科医として地域の患者のために尽くす父の姿を見て育つ。
中学生の頃は人の心の動きに興味を持ち、精神科医になりたかった。
「人はなぜ愛するのか」「人はなぜ死がこわいのか」などについて医学的に解明できないかと思っていた。
しかし、実家の影響もあって内科の道へ。
広島大学病院内科で研修した際に、糖尿病・代謝内科医の指導医から「糖尿病は愛だ」と言われたことに大きな影響を受けた。
内科の疾患の中でも糖尿病は、人の生活習慣や環境、性格が影響を及ぼしている疾患。
そのため、治療を行うには患者の置かれている背景なども十分汲み取る必要があり、それが自分のめざしたいことに近いと感じた。
以来、糖尿病・代謝内科医として糖尿病の治療に尽力しながら、一般内科診療にも取り組んでいる。

患者さんへの
メッセージ

糖尿病をはじめとする生活習慣病は、なるべく早い時期からの医療介入が有効です。
糖尿病はできるだけ早く見つけて、血糖スパイク(血糖の急激な変動)をなくすことが非常に大切です。
自覚症状のない場合でも、検査だけでもお受けしますので受診してください。

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迷ったときのかかりつけ医 広島
『 かかりつけ医シリーズ 3 内科 編 』

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地域のかかりつけ医として一般内科診療を行うほか、往診や認知症患者などの在宅訪問診療や、電話相談にも対応している。
重大な疾患が見つかれば、広島赤十字・原爆病院や広島県立病院、広島市民病院など連携病院の専門家を紹介。
そして連携病院での治療後は、症状が安定して退院したあとのフォローが必要な患者を受け入れている。
また糖尿病、代謝内科を専門とする院長は、他院から糖尿病の疑いがあると診断され、紹介されてきた患者の診療にも積極的に取り組み、糖尿病腎じん症しょうなど、合併症を早期発見するための体制も整えている。
同院では、常駐している管理栄養士が糖尿病患者の食事指導にあたるほか、外来患者に対して食事に関する相談にも応じている(木・土曜を除く)。
「患者さんのために何ができるか」を常に考えながら、すべての患者さんに対して『自分の大切な家族なら、こんな治療をしたい』と思える治療を行うよう、6 人のスタッフ全員が気持ちを一つにして診療・治療にあたっています」と院長。
コロナ禍で一時中断していたが、セミナーなども開催し、最新の医療情報を取得する努力も怠らない。
専門とする糖尿病に関しては、「合併症は、糖尿病を発症すると老化とともに必ず進行していきます。
血糖コントロールを早期から行って、神経や網膜、腎臓、心臓、脳、大血管などに出る合併症の発症をできる限り先送りし、自分の寿命より先に延ばしていけば、五体満足で人生を最期まで笑って過ごすことができます。
多くの患者さんにそういう人生を送っていただけるような医療をめざしたいです」という信念で、患者に向き合っている。

糖尿病は初期段階での自覚症状がほとんどなく、進行するにつれて、疲れやすい・口が渇く・体重減少・手足のしびれなどの症状が現れてくる。
「自覚症状がないため、血糖値が高いと患者さんにお伝えしても、体の中で何が起こっているかイメージしにくい。
そのため当院では初めて受診された患者さんには、糖尿病がどんな病気なのかを理解していただくことから始めます」と院長。
血糖値がなぜ高くなるか、血糖値が高いとどんなリスクがあるのかをイメージしやすいように丁寧に説明することを心がけている。
糖尿病が進行すると、糖尿病網膜症や糖尿病腎症、神経障害といった重度の合併症を伴うことがある。
放置しておくと失明したり、末梢神経障害により足の怪我に気付かないまま放置すると足が壊疽(皮膚や皮下組織などの細胞が死滅して腐ってしまうこと) になる可能性があり、
最悪の場合には足の切断など、生命の危険やQOL(生活の質)低下が避けられなくなる
。 治療は管理栄養士による栄養指導、意識的に歩くように心がけるなどの運動療法が柱。
薬物治療は補助的な役割を担う。食事療法を行う前に現在の食生活を見直し、治療に対する動機づけを高め、治療を習慣として身につけることが必要であると考える。
糖尿病は生活習慣や環境、性格が影響している疾患。そのため治療を行うには、患者の置かれている背景なども十分に考慮する必要がある。
「糖尿病をはじめとする生活習慣病はなるべく早い時期からの医療介入が有効」と院長。できるだけ早く見つけて、血糖スパイク(急激な血糖の変動)をなくすことが重要と考える。
「自覚症状がなくても、検査を受けましょう」

院内は圧迫感のないように、明るく自然を感じさせる暖色系の色使いにこだわる。
「待ち時間ができた際には、ソファでくつろいでいただき、受付に置いてある水槽をご覧になりながら、リラックスしていただければと思います」と院長は話す。
症状や合併症の有無を迅速に把握するために、さまざまな医療機器も活用。
炎症反応を測定する装置や血圧、血管年齢を測定する装置をはじめ、血糖値を長時間の間隔で測定できる機器を使い、
その変動幅を見て治療の効果を確認したり、血清タンパク質の一種であるシスタチンC や尿中の微量アルブミンを測って、早期の腎機能障害の発見に役立てている。
そのほかにも、血圧測定と同じ感覚で脈波を測定できる検査装置で動脈の固さを調べたり、
末梢神経へ伝わる電気的活動の速度を測定できる神経伝導検査装置を備え、神経障害の診断に役立てている。

できる限り五体満足で笑顔で寿命を迎えられるように、日頃からケアしていきましょう。
そのためにも早期発見、そして早期対処をしていくことに今後も注力していきたいと思います。
また当院では、発熱患者さん対応のための隔離室、待合スペースには紫外線照射装置を設置し、感染症などのクラスターを起こさないよう細心の注意を図っています。
糖尿病をはじめとする生活習慣病は、なるべく早い時期からの医療介入が有効です。
自覚症状がない場合でも、検査だけでもお受けしますので、まずは気軽にご相談ください。

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『 かかりつけ医シリーズ 10 
百歳まで元気 編 』

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