多焦点眼内レンズ 多焦点眼内レンズは、白内障手術後にあまり眼鏡をかけたくない方、眼鏡をかけたり外したりしたくない方に向いています。手術後にすべての方が眼鏡を必要としなくなるわけではありませんが、80〜90%の方が眼鏡なしで生活しています。 一方、多焦点眼内レンズには欠点もあります。単焦点眼内レンズに比べて見え方の鮮明さが少し劣り、暗いところで見えにくく、暗いところでライトを見ると、光の輪やまぶしさを感じることもあります。ピントがあった距離を鮮明に見たい方や、暗いところで作業をされる方は、単焦点レンズ眼内レンズが向いています。また、白内障以外の眼の病気、例えば角膜や網膜の病気、緑内障、斜視などがある場合は、多焦点眼内レンズの適応になりません。 多焦点眼内レンズは健康保険の適用ではなく、選定療養あるいは自由診療で行われていますので、自己負担額が多くなります。