甲状腺機能亢進症
甲状腺(のどぼとけの少し下)から分泌されるホルモン(甲状腺ホルモン)が多過ぎることによって生じる病態で、「バセドウ病」が代表的な疾患です。脈が速くなる、動悸がする、疲れやすい、汗をかきやすい、手が震える、イライラしやすい、といった症状が甲状腺機能亢進症を疑う所見です。バセドウ病が原因の場合にはこれらに加えて、食事をしているのに痩せやすい、目が出ているように見える、甲状腺の腫大が首の腫れとして自覚されることもあります。
甲状腺機能亢進症の原因には、バセドウ病以外にも、無痛性甲状腺炎や亜急性甲状腺炎の一時期、甲状腺の特殊な腫瘍(プランマー病)、脳の下垂体という部分の腫瘍(TSH産生腫瘍)、妊娠初期の一過性変化(妊娠性甲状腺機能亢進症)などがあります。
疾患ごとに治療が異なりますので、検査を受けて原因を調べましょう。