注意欠陥・多動性障害
注意欠陥・多動性障害(attention deficit/hyperactivity disorder〈ADHD〉)は、不注意、多動性、衝動性という3種類の主症状の存在によって定義され、さらにこの主症状の組み合わせから下位分類が定められています。
不注意症状のみが強く存在するものを「不注意優勢型」、逆に多動性および衝動性症状は十分にあるものの不注意症状がないか少ないものを「多動性−衝動性優位型」、不注意症状も多動性および衝動性症状も十分に存在するものを「混合型」と呼んでいます。
●不注意優勢型
「不注意」の特徴が強く現れ「多動性および衝動性」の特徴があまり強くないタイプです。物事に集中し続けることが難しく、忘れ物が多い、外からの刺激などですぐに気がそれてしまうなどの特徴があります。
一方で、自分の好きなことについて考えたり取り組んだりしていると話しかけられても気づかず、周囲の人に「無視をした」と誤解されることもあります。
●多動性−衝動性優位型
「多動性および衝動性」の特徴が強く現れ、「不注意」の特徴があまり強くないタイプです。動いていないと気分的に落ち着かないだけでなく、無意識のうちに身体が動いてしまう、感情や欲求のコントロールが苦手などの特徴があります。
●混合型
「不注意」と「多動性および衝動性」の特徴をともに満たしているタイプです。
これまでは「周りと何かが違う」「周りができることでも自分はミスが多い」などと感じていた方が、TVやインターネットでADHDのことを知り、受診されることが最近は増えています。
ADHD治療薬も増えてきており、タイプや症状により内服を調整し日常生活がうまく送れるようになった方も多くいます。症状が該当しそうな方は受診をお考え下さい。
※部位・検索ワード
こころ(身体面・心理面) 集中力がない 落ち着きがない 忘れ物が多い
動いていないと落ち着かない
無意識のうちに体が動く
感情や欲求のコントロールが苦手