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てんかん

てんかん

 てんかんは、発作を特徴とする慢性の脳疾患で、大脳神経細胞の過剰発射が脳全体に影響を及ぼし、最終的には全身痙攣に至ります。誘因なく繰り返し発作が生じることが特徴ですが、発作が痙攣を伴わず、意識の低下・変容だけだったり、大脳の局所症状(麻痺や感覚障害、失語症など)だけだったりすることもあります。新生児から高齢者まで、幅広い年齢層で起こりえます。高齢者では認知症と間違われることもあります。  分類は国際分類に準じますが、脳全体が一気に興奮状態となる「全般発作」と、興奮が脳の一部で起こる「局所発作」に分けられます。脳の何らかの障害から生じる「症候性てんかん」と、原因を特定できない「特発性てんかん」に分けられることもあります。  てんかん診断の最も重要なポイントは、発作のかたちです。脳波検査ですべてが診断可能と思われているようですが、1回の検査での異常の検出率は半分程度で、繰り返して検査を行うことが必要です。現在では、脳波の変化と発作の関連を見つけるためのビデオ脳波が最も有用です。補助診断としてはMRI・核医学・脳磁図などの検査も重要視されていますが、広島県ではてんかん地域連携ネットワークが運用され、三次医療機関(広島大学病院てんかんセンター)が中心となって、精密な検査・治療計画の連携を行っています。  てんかんの主な治療は、薬物治療です。新規抗てんかん薬の登場もあり、約7割の患者さんは発作消失が可能です。薬物治療が功を奏さない患者さんには、外科的治療の適応もあります。 ※部位・検索ワード 頭部/頭・脳      けいれん発作             意識障害 脳波 新規抗てんかん薬

下江 豊副院長・脳神経内科部長

脳神経センター大田記念病院

診療科目:循環器内科・脳神経内科・外科・整形外科・脳神経外科・脊椎脊髄外科・リハビリテーション科・放射線科・救急科・一般歯科

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