インターネット依存症
この数年でSNSの普及は急速に進み、中学生や高校生はもちろん、小学生に至るまでスマホを持たせる家庭が増えています。また、2020年からのコロナ禍で、高校の授業や大学の講義もオンラインで行われており、より一層、インターネット利用(スマホ、タブレット、パソコン等)は日常生活に欠かせないものになっています。友人や同僚、親兄弟と気軽に連絡が取れ、ゲームや動画が楽しめるスマホは非常に便利です。
しかし、この近年、ネット依存の患者が急増していることが徐々に社会問題化され、「夜中までゲームをして朝に起きられず、学校や会社に行けない」「長時間使用による頭痛やめまい、肩こり、視力低下など、身体への悪影響」「学力低下」などが問題にあげられています。
診断には、国内外の学会によるチェックリストがいろいろとありますが、基本的には依存症なので「日常生活に支障をきたしてもやめられない」という状況があれば、ネット依存症です。治療は、まず本人に「依存状態にある」という自覚を持っていただき、生活のリズムやネット使用のルールを作っていくところから始まります。
この分野は専門医が少ないため、ネット依存症が心配される場合は、広島県依存症治療拠点機関である瀬野川病院に中心に、まずは受診相談することをお勧めします。