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たにクリニック

かかりつけ医として、地域に支えられて60年

・鼻からの挿入も含めた上部内視鏡(胃カメラ)
・機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の治療
・「かかりつけ医」として往診にも力を入れる

クリニック・医院情報

住所 広島市安芸区船越南2-1-11
TEL 082-823-2220
ホームページ http://www.tani-clinic.net/
駐車場 9台

診療時間

診療時間
9:00~13:00 休診
15:00~18:30 休診 休診 休診

※祝日は休診
△:火曜午後は16:00 ~ 18:30

診療案内

診療科目 診療・検査内容
内科 高血圧症、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病、メタボリックシンドロームなど
消化器内科 胃腸の症状(ピロリ菌除去や内視鏡検査も)
慢性肝炎
在宅医療 訪問看護ステーションと連携
特記ポイント 内視鏡による胃の異常がない「機能性胃腸症」(機能性ディスペプシア)の治療と予防

ワンポイント解説

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アクセス

詳細情報

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かかりつけ医として、地域に支えられて60年
たにクリニック
谷 充理 院長

特  色

鼻からの挿入も含めた上部内視鏡(胃カメラ)
機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)の治療
「かかりつけ医」として往診にも力を入れる

「かかりつけ医」として地域の人たちに支えられて約60年。
胃がんなどの早期発見、早期治療をモットーに、苦痛の少ない内視鏡検査に力を入れている。
鼻からも挿入できるスコープの細い内視鏡も導入。
胃潰瘍に対するピロリ菌除菌治療も行っている。
このほかにも、内臓の検査であるエコー、血管年齢(動脈硬化)、骨年齢(骨粗しょう症)、肺年齢(COPD)をはじめ、血液・尿・便・レントゲン・心電図など、多くの検査を実施。
また、メタボリックシンドロームの予防にも着目しており、特定健康診査(メタボ検診)も受けられる。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪が多く蓄積することによって、高血圧症や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病が重なっている状態のこと。
肥満やお腹周りの数値だけの問題ではなく、動脈硬化の進行を速める恐れがある。

開業医として大切なのは、患者だけでなく、その家族や家などの背景についてもしっかり把握することである。
家族の誰が患者を看てくれるのか、家庭内にトラブルはないか。
患者本人の診断・観察だけではなく、家族を含めて話をしないと、解決にまで及ばない。
たとえば「体がかゆくてしかたない」「咳が止まらない」との訴えがあったとき、家庭内にゴミが散乱していることもある。
在宅療養支援診療所の役割も担っており、通院困難な患者の自宅やグループホームなどの施設へ、医院の休憩時間、特に木曜、土曜の午後から月に50人程度、訪問診療をしている。
中には、院長の小学生時代から知っている患者もいる。
訪問範囲は安芸区船越町、安芸郡海田町・府中町を中心に矢野・中野・畑賀・南区の一部で、周辺地域の施設と連携している。
認知症・脳梗塞後遺症・悪性腫瘍末期・神経難病・長期臥床状態などの患者が対象。
「在宅酸素療法・気管切開カニューレ交換・在宅人工呼吸管理」「胃瘻・経鼻胃管栄養・在宅中心静脈栄養」「膀胱留置カテーテル・人工肛門管理」「褥瘡処置・インスリンなどの在宅自己注射・麻薬などによる緩和ケア治療」などを行っている。

みぞおちの痛み、食後の膨満感などの上腹部症状があるにも関わらず、内視鏡検査(胃カメラ)などで逆流性食道炎や胃・十二指腸潰瘍などの病気がない例を「機能性ディスペプシア」と呼んでいる。
最近、症例が増えているこの疾患について、治療方法などを伺った。

「ディスペプシア」は直訳すると「消化不良」である。
機能障害が関係すると考えられることから、このような診断名が用いられている。
主な症状は「つらいと感じる食後のもたれ感」「食事開始後すぐに食べ物で胃が一杯になるように感じて、それ以上食べられなくなる(早期飽満感)」「みぞおちの痛み(心窩部痛)」「みぞおちの焼ける感じ(心窩部灼熱感)」などである。
これらの症状を訴えて病院を受診し、「気のせい」「神経性胃炎」「慢性胃炎」などといわれてきた人たちの多くは、機能性ディスペプシアの疑いがあるという。

発症には、胃運動機能異常、粘膜の炎症、胃酸、内臓の知覚過敏(胃のみならず脳の知覚過敏)、精神神経など、さまざまな因子が関与しているといわれている。
「つらいと感じる食後のもたれ感、早期飽満感、心窩部痛、心窩部灼熱感のうち一つ以上があり、症状の原因となりそうな器質的疾患がないこと。6か月以上前から症状があり、3か月間はこの症状が続いていること」と定義されている。
さまざまな原因が複雑に関与して症状を起こしていると考えられ、必要な治療は人によって異なる。
主な治療法としては、消化管運動調節薬、酸分泌抑制薬、鎮痙薬、漢方製剤、抗不安薬、抗うつ薬があり、こうした薬剤を症状に合わせて、組み合わせて処方する。

機能性ディスペプシアの診療フローチャートをまとめると、
① 問診・身体所見・血液検査を行い他疾患と鑑別
② 胃内視鏡検査を行い他疾患と鑑別
③ ピロリ菌がいる場合はまず除菌を行い、症状が消失するか確認
④ 必要があれば、腹部エコーやCTなど、その他の画像診断で鑑別
⑤ その他の疾患が除外できれば機能性ディスペプシアとして治療開始
⑥ 食事・生活指導、薬物治療などを行い、治療効果判定を行う
⑦ 治療抵抗性の場合、心療内科など他科専門医への紹介も考慮する

となる。
④では、胃の病気以外に膵臓がんや胆嚢がんだったり、珍しいところでは上腸間膜動脈症候群だったりする人もいる。
⑦では、うつ病を合併していて心療内科と併診することも多い。

胃の動きが過敏すぎたり、悪かったりする場合、まずは食べる時間を一定にすることが大切だ。
夜勤など、食事がいつになるか分からない生活を送っていると、胃は食べ物を受け入れる準備ができなくなる。
胃底部が拡張せず、食べ物を受け入れるスペースを作ることができない。
このため、食事をすると痛みが出たり、すぐにお腹が張ったり、膨満感が出たりする。
まずは朝・昼・晩、決まった時間に食べるとよい。
脂っこいものがダメな人、つまり消化酵素が少なくて油脂の分解が悪い人もいる。
脂っこいものを食べると、常に下痢をしたり、お腹が痛くなったりする人は、高脂肪食を避けた方がいい。
辛い物によって粘膜が過敏に刺激されて調子が悪くなる人、早食いがダメな人、お酒がダメな人など、避けた方がいい食べ物は人それぞれだ。
また、1日4~5回くらいに分けて食べないと、すぐにお腹がいっぱいになってしまう人は、無理に3食にしないで5食でもいい。
ただし、1回の量を減らすこと。
胃の手術をしたりして胃が小さい人も同じく、一度に消化できる量が少ないので、何回かに分けて食べること。
胃の拡張が悪い人も、小分けにして食べることに慣れることも、一つの方法である。

 
谷 充理 院長

たに・みつまさ

経 歴

1975年広島市安芸区出身
2001年大阪医科大学医学部卒業
広島大学第一内科入局後、松江赤十字病院消化器内科に勤務
2006年よりたにクリニック院長
専門分野は消化器内科。安芸地区医師会理事(広報・医療情報担当)

趣味・家族

小学2年と2歳の息子と公園に遊びに行くことが趣味。
4人暮らし

モットー

治療には患者自身の治す「意志」が必要。
治療は患者との共同作業

院長の横顔

祖父の代から現在地で医院を開いていた。 祖父、父とも外科医として、地域医療に従事してきた。
そのような医師2人の後ろ姿を見て育ち、自然と地域医療をめざすようになった。
ある意味で、外科に近いのが内視鏡の分野。
開院していた消化器外科医の父の助けにもなると考えて、消化器内科を選んだ。
現在は、「治す医療」から「予防する医療」が中心になっており、「かかりつけ医」として、一般内科医として、単に寿命だけでなく健康寿命をより伸ばすことが大切と考えている。

患者さんへの
メッセージ

胃の調子が悪い人、胃潰瘍を疑われる人は胃カメラを受診してください。
特に40・50歳以上の人は、がんの好発年齢でもありますので、早期検診をおすすめします。
20・30歳代の人はがんになる確率は低いですが、症状が続く場合は、できれば一度、ご来院ください。
食生活に気を付けることも、胃腸の健康維持には大切です。
できるだけ塩分や刺激物・過度のアルコールを控えて、忙しくても決まった時間に規則正しい食事を摂るように心がけてください。

掲載書籍の購入

迷ったときのかかりつけ医 広島
『 かかりつけ医シリーズ 3 内科 編 』

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祖父の代から続く同院を引き継いだ院長は、家族ぐるみでかかることのできる頼れるかかりつけ医として、外来のほか訪問診療も行い、地域医療に貢献している。
また消化器内視鏡の専門医として、上部消化管の苦痛の少ない内視鏡検査や腹部エコーにも力を入れ、院長就任後からの15年間でそれぞれ2500件、2000件を実施(2006〜2021年)。
がんをはじめ、さまざまな病変を「早期に見つけ、早期の治療につないでいくこと」をめざし、必要に応じて総合病院への紹介も行っている。
糖尿病や高血圧、脂質異常症など全身への目配りが必要な慢性疾患にも対応している。
患者の年齢層は幅広いが、70 歳代以上の患者には「最期まで元気に自分のことができるように、体の機能を維持して健康寿命を延ばせるようにお手伝いしたい」との思いで、診療に臨んでいる。
問診では、きちんと食事できているか、体重は落ちていないか、カロリーはとれているか、誰が食事を作るのかなどもチェックし、「したいことを自分でできるようにするには、体に筋肉があること、それを使えることが大切」と、栄養バランスの取れた食事の大切さを説明している。
転倒による骨折を防ぐため、多様な動きが含まれているラジオ体操も勧める。
転びそうになったとき、体がいろいろな動きを覚えていれば、大事に至らずに済む。
「若い人はメタボにならないように、70 歳代からはロコモ(足腰の動きが衰えた状態)にならないようにすることが大切」という。
脳梗塞などで麻痺が残った患者には、再発予防やリハビリ指導で、日常生活動作が維持できるようにサポートしている。
さまざまな病気を抱える高齢患者は、内服薬にも注意を払う。薬が増えると飲み忘れも増えるため、服用の確認をすることも重要となる。
服用できていなければ対策を考えるが、「言いづらい雰囲気だと、患者さんは教えてくれません」。スタッフも協力して患者が話しやすい雰囲気作りに努めている。

在宅療養支援診療所となっている同院は、安芸区船越、安芸郡海田町などへの在宅医療を提供している。
院長は木・土曜は午後を、月・火・水・金曜は昼休みを訪問診療に充てている。
総合病院を退院後、自宅での療養を望む患者には、訪問診療も行う。
「がん患者さんは家に帰ってよかったと思えるように、苦痛なく過ごさせてあげたい」と話す院長は、基幹病院とも密に連携。
在宅で痛みのコントロールが難しい場合は、緩和ケア病棟と連携ができる態勢を整えている。
患者本人や家族が望めば、自宅での看取りも行う。

きちんと食事を摂って適度な運動をし、なるべく自分のことは自分でできるようにしましょう。
在宅で治療を受けられる場合、患者さんご自身の治すという「意志」が必要です。治療は医師と患者さんとの共同作業です。

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『 かかりつけ医シリーズ 10 
百歳まで元気 編 』

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