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中川外科胃腸科肛門科 (医療法人社団 俊幸会)

大腸肛門病のスペシャリスト

・大腸肛門病の診断・治療に精通
・痔の内科的・外科的治療に高い実績
・肛門疾患に加え、消化器の内視鏡検査や治療

クリニック・医院情報

住所 広島市東区東蟹屋町11-23
TEL 082-262-2231
ホームページ http://nakagawageka.jp/
駐車場 10台

診療時間

診療時間
9:00~13:00 休診 休診
15:00~18:00 休診 休診 休診

*祝日は休診 ◎月曜~金曜(水曜を除く)の午後と土曜午前は予約制
*受付は診療終了30分前まで

診療案内

診療科目 診療・検査内容
大腸肛門科 肛門疾患、肛門内視鏡診察、肛門手術
胃腸科 上部・下部消化管内視鏡検査、腹部超音波検査
特記ポイント 消化器外科医として開業後、開腹手術等を手がけながら、大腸肛門疾患の専門医としての経験・実績はともに地域随一。肛門疾患の診断・治療・手術が主領域

ワンポイント解説

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アクセス

詳細情報

以下のページから、さらにくわしい診療内容などがわかります!

中川外科胃腸科肛門科 | ― 医者選び広島 クリニックサーチ ―
大腸肛門病のスペシャリスト
中川外科胃腸科肛門科
中川 健二 院長

特  色

大腸肛門病の診断・治療に精通
痔の内科的・外科的治療に高い実績
肛門疾患に加え、消化器の内視鏡検査や治療

大腸肛門疾患領域を専門とし、痔核(いぼ痔)・裂肛・痔瘻などの痔疾患やがんの診断、内科的・外科的治療、および上部・下部内視鏡検査を行っている。
患者は近隣地域のみならず、県外や他院からの紹介も多い。
かつては消化器外科医として、食道から直腸がん手術(肝臓、胆嚢、膵臓を含む)まで、内視鏡検査や外科手術を多く手がけてきた。 それらの経験を生かしてさまざまな症例に対応。
診察で重大な疾患を発見し、開腹手術などが必要と判断すれば、患者にとって最適な病院の専門科に紹介したり、アドバイスをしたりしている。
同院での手術は、日帰りまたは1泊2日で行うことが多くなったが、期間は治療法によっても変わる。
中川院長は、大腸肛門病専門医((一社)日本大腸肛門病学会)に加えて指導医の資格も持ち、同院は専門医を育成するための大腸肛門病認定施設として、大腸肛門病学会から認定されている。

院長のポリシーは、「患者に検査や治療を受けて良かったと思ってもらえるような診療や納得のいく説明を行うこと」「日常の検査や診療の中で、重大な疾患を見逃さないように神経を使うこと」。
そのために、診察や手術などの合間を縫って東京や大阪方面で行われる研究会に参加し、患者に負担の少ない治療法の研究にも努力を怠らない。
女性スタッフ(看護師5人、受付2人)の教育にも力を入れている。
肛門疾患の診療や大腸内視鏡の検査は、患者が恥ずかしがらずリラックスして臨めることが大切で、診察しやすい体位や、バスタオルで覆う配慮など、診察前の準備についてもスタッフに指導している。
正しい診断のためには、しっかり観察し、全身から必要な情報をきちんと得る必要があると考え、機器や装置にもこだわる。
肛門鏡は、診断や治療など目的に合わせてさまざまな種類を使い分ける。
超音波診断装置は高精度の機器を導入し、日々研さんを積んでいる。
内視鏡も、ファイバースコープから電子スコープ時代へ変わった際には、広島地域で最初に導入して活用している。

同院には、痔疾患だけでも年間約1500人近い患者が来院する。
ここでは、「痛みはないが排便のあとに出血があって痔ではないか」といった気がかりな症状の診療について話を伺った。

痔疾患には、大きく分けて「痔核(内痔核・外痔核)」「痔瘻」「裂肛」があり、適切な治療のためには、まず正しい診断が必要。
診察では視診や触診(指診)で肛門や周囲の状態を調べ、肛門鏡を使って肛門内を観察。
直腸脱は、痔核と症状の訴えが似ているため、鑑別が重要になる。
肛門からの出血には、「トイレットペーパーに血が付く」「便器が赤くなる」「便に血が混ざる」などのさまざまな状態がある。
そのため、問診で詳しく状態を聞き、便に血が混ざる場合は大腸がんや炎症性腸疾患も疑い、直腸内便潜血検査や大腸内視鏡検査を勧める。
たとえ便潜血検査が陰性でも、50%程度で大腸疾患がある可能性があり、お腹の張りや便秘と下痢を繰り返すような場合は注意が必要。
便に血が付いたり、血がポタポタ落ちたりすると痔疾患が考えられるが、大腸のポリープやほかの病気の可能性もあるので、見落とさないよう注意を払いながら診察する。

痔核の原因には、排便時のいきみなどで肛門付近の血液循環が悪くなって起こるうっ血(静脈瘤)説と、肛門付近の組織が緩んで出てきた滑脱説がある。
痔核はいきみを繰り返すうちに肛門の外に出てくる。
一般的には肛門部(肛門管)より奥の直腸粘膜にできる内痔核と、肛門管および肛門の外側の肛門上皮にできる外痔核があるが、痔疾患の中では内痔核が多く、同院でも6~7割近くを占めている。
内痔核は、痔核の脱出の程度によりⅠ~Ⅳ度に分類される。
Ⅰ度では痔核が肛門の内側に留まっている。
Ⅱ度は痔核が排便時に出てしまうが、自然に戻る。
Ⅲ度は指で押し込まないと戻らない。
Ⅳ度では痔核が肛門外に出たままで、指で押しても戻らない。
治療法はいずれも、まず排便習慣の改善と軟膏や坐薬による薬物療法、改善しない場合や症状に応じて次の治療に進む。
腫れがひどいケースには、ステロイドを含む坐剤を選択する。
Ⅱ~Ⅲ度では、アルタ四段階注射硬化療法を行う。
これは、硫酸アルミニウムカリウム水和物とタンニン酸を組織を腐食させない濃度で調合した注射液(ジオン注)を、痔核の4段階に注射してマッサージして浸透させ、組織を硬くして線維化させる療法。
ジオン注射をすると痔核が小さくなり、約3か月後には線維化して元の位置に癒着・固定する。
この療法は身体的負担が少なく外来で可能だが、注射の深さや注射量に対する十分な注意と技術が必要とされる。
注射が浅すぎると痔核が引き込まれず、場所が適切でないと痛みや膿瘍など重大な合併症を起こすこともある。
注射液にはアルミニウムが入っているため、腎臓機能障害がある人や妊婦・授乳中の人には使えない。
また、内痔核のたるみが大きく肛門外に出ていると再発しやすい。
そこで内痔核部分にはアルタ療法を、肛門管外の皮膚のたるみや外痔核には切除法を行う併用療法で、アルタ療法単独での再発率を減らすよう症例ごとに工夫している。

外痔核を伴う大きな痔核の手術は、仙骨硬膜外麻酔をしたあとに結紮切除(痔核を肛門の壁から切除し、痔核の脱出症状を完全になくす)する。
切除法は術後の皮膚粘膜の再生を考えて工夫している。
手術時間は約30分、レーザーメスなどを使って痛みを軽減。
術後は看護師が排便後の洗浄の方法を細かく指導し、院長は専用の携帯電話を持って術後の患者の対応に備えている。
手術は日帰りか1泊2日で行うが、痛みや出血、合併症の有無などによっては延長することもある。

痔の治療効果を上げるためには、食事や排便の習慣が大きなポイントとなる。
そのため、
①3度の食事を規則正しく取る
②食物繊維の多いものをしっかり摂る
③アルコールや香辛料を控える
④便意を我慢しない
⑤トイレに長く座らず力まない
⑥トイレ洗浄器は極力使わない
などを、診察時に冊子を使って患者に分かりやすく説明している。

中川 健二 院長

なかがわ・けんじ

経 歴

1949年広島市出身
広島大学附属高等学校卒業後、1977年日本大学医学部卒業、広島大学第二外科教室入局
その後、国立病院医療センター(現国立国際医療研究センター病院)外科勤務等を経て、1984年中川外科胃腸科 肛門科開院

趣味・家族

妻、長男(消化器外科専門医)、
長女(小児科専門医)、次女(歯科医)

院長の横顔

小中学生時代は、彫塑(彫刻や塑像)で県美展に入選。
海軍軍医であった父の影響で外科医の道を志す。
国立国際医療センター勤務医時代は、内視鏡の検査、心臓や胃がん、直腸がん、胆石、肛門の外科手術など、多くの臨床経験を積んだ。肛門の手術は、大腸肛門病学会に1979年から入会。
痔核を結紮して自分なりの工夫を加え、医療センターの医長からは「手術記録(後進の指導用)に、結紮療法を”中川変法“の名前も入れておくように」と言われたほど。
陸軍軍医出身で父と同期の副院長にかわいがられ、「中川は外科医として全てをマスターした」という推薦文をもらって広島大学病院へ戻り、その後、父の歯科医院に近い場所に開院。
開院当初は胃がんや大腸がん、胆石の手術もしていた。
また内視鏡1人法も、開院してから修練した。
その後、次第に大腸と痔の疾患に特化していき、現在の診療体制に。
痔疾患手術について、常に安全で痛みの少ない治療法を模索し、11年前からアルタ療法を導入。
医療は生涯勉強と考え、大腸肛門病学会、臨床肛門病学会で研さんを積んでいる。

患者さんへの
メッセージ

体の不安や不調などあれば、ぜひ予約して納得がいくまで私に質問をしてください。

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大腸肛門病の専門医である院長のポリシーは「患者さんに納得のいく診療と説明をする。重大な疾患を見逃さないようにする」こと。
痔核(いぼ痔)・裂肛・痔ろうなど肛門疾患の内科的・外科的治療に豊富な実績を持つ。
内痔核を切らずにジオン注射で治療するアルタ療法も取り入れ、合併している内外痔核の治療にも効果を上げている。
上部・下部消化管内視鏡検査も数多く手がけ、病変が見つかった場合は適切な治療を実施。
がんなど重大な疾患は、できるだけ早く専門医のいる総合病院へ紹介している。

高齢患者には、便秘や便失禁などの症状がある排便障害が多い。
痔核や裂肛などの肛門疾患、骨こつ盤ばんの支持組織の緩みで起こる直腸脱、加齢による肛こう門もん括かつ約やく筋きんの衰え、過敏性腸症候群や直腸脱、食物繊維の少ない食事や運動不足、精神科や整形外科で出される抗うつ剤や鎮痛剤の副作用など、原因は多岐に渡る。
的確な診断を行うには原因を突き止める必要があるため、院長は「問診を重視し、お薬手帳も必ず確認して、患者さんの生活習慣や治療中の疾患、服用中の薬剤についても把握します」と話す。
指診では肛門の狭窄の有無や痔核の確認をしながら摘てき便べん* 1 や浣腸をし、浣腸して血液が混ざっていたら、腸の内視鏡検査を行う。
「80 歳代になると腸壁が弱ってくるため、詳しい身体状況を確認せずに安易に内視鏡検査をすると、破れたりすることもあります。排便障害にはいろいろ原因が絡んでいるため、70 歳前半までに一度は大腸の内視鏡検査をしておくことをお勧めします」と院長は話す。
*1  摘便:自分では排泄できない大便を、指を直腸内に入れて取り除くこと

高齢患者に対する大腸の内視鏡は慎重に行うが、胃痛を訴える患者で胃の内視鏡の経験がない場合には、積極的に検査を勧めている。
「ピロリ菌が陽性なら胃がんのリスクがありますが、除菌にもリスクはあるので、80 歳を超えた方の場合は胃粘膜の萎縮の程度によって判断しています」と院長。
除菌は2種類の抗菌薬と胃酸分泌抑制薬の3種を合わせて服用するが、高齢患者はほかに薬を服用していることも多く、抗菌薬に対する副作用もあるため、それらを考慮して検討するという。

胃の不快感や排便障害があれば、必ず受診してください。
高齢になると新陳代謝や腎臓・肝臓の機能が低下してきますから、服用する薬はあまり欲張らず、できるだけ少なくすると、健康維持につながります。

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