頸椎症性脊髄症
巧緻運動障害(箸が使いにくい、ボタンをはめにくい、書字が難しい)、歩行が難しい
、足がもつれて転倒しやすくなるといった症状が出現します。四肢に痺れも認めます。若
い人では、走ろうと思ったら膝が崩れてしまう、階段の下りで下肢に力が入りにくく恐怖
感を感じるといった訴えをする方もいます。
加齢による頸椎の変形により、脊柱管内の脊髄が圧迫されるのが原因です。X線(レン
トゲン)だけでは診断が難しいため、MRI検査が必要となります。
症状が自然に軽減する可能性は少ないのですが、手術に対する拒否感から、上手に付き
合っていくという選択をする方もが多いのが現実です。転倒に気をつけることが重要で、
軽微な外傷でも頸髄損傷となる場合があります。日常生活に支障がある場合には、手術的
治療を検討します。