高血圧
⾎圧とは、⼼臓が収縮して⾎液を全⾝に送る際に⾎液が⾎管を押す圧⼒のことです。
⼼臓が収縮して⾎液が⼤動脈に送られると、⼤動脈は少しだけ膨らみますが、そのときの圧⼒を「収縮期⾎圧(上の⾎圧)」といいます。⼼臓が拡張して⾎液をため込んでいる間は、少しだけ膨らんだ⼤動脈がその弾⼒により、⾎液を少しずつ全⾝に送り続けます。これが、「拡張期⾎圧(下の⾎圧)」です。
⾼⾎圧を放置すると動脈硬化が進み、脳卒中や⼼筋梗塞を起こしやすくなります。脳卒中も⼼筋梗塞も前触れなく、ある⽇突然襲ってきます。「⽣命を脅かす脳卒中や⼼筋梗塞を予防したい」「動脈硬化を予防したい」、そのためには、⾃覚症状はなくても⾼⾎圧の治療を⾏い、良好な⾎圧を維持することが⼤切になります。
⾼⾎圧のほとんどが、原因不明の「本態性⾼⾎圧」というものです。中⾼年の方が「私は⾎圧が⾼いんよ~」という、あの⾼⾎圧です。
⾼⾎圧全体のうち、約10%にホルモン異常などにより⾎圧が⾼くなるという「⼆次性⾼⾎圧」というものがあります。実は、この⼆次性⾼⾎圧を⾒落とさないようにすることがとても⼤切です。もし、ホルモン異常による⼆次性⾼⾎圧であれば、そのホルモン異常を治せば⾎圧は下がり、⾎圧の薬を飲まずにすむかもしれません。⾼⾎圧で初診の⽅には、この⼆次性⾼⾎圧が隠れていないかどうかを⾎液の検査で確認しています。